こんにちは ナックオーディオ中村です。
ここ最近 Technics より「復活」とされる SL-1200ターンテーブルの話を良く耳にしますねぇ
先行発売される50周年記念アニバーサリーエディション SL-1200GAE は今夏限定1,200台
 後のリリースモデルが SL-1200G という事らしいです。
Technics SL-1200GAE
http://www.technics.com/us/introduction/hifi-direct-drive-turntable-system-sl-1200gae/
Specification
All New Design for Redefining the Direct Drive Turntable
 Twin-Rotor Surface-Facing Direct Drive Motor
 Direct Drive Motor Controller
 High Sensitive Tonearm
 Brass-Top Turntable Platter
 Insulator
Technics Definitive Design
 Inherited SL-1200 Series
 Heavy Aluminium Top Plate
Turntable Speeds
 33 1/3 rpm, 45 rpm, 78 rpm
Variable Range Pitch
 ±8%, ±16%
Dimensions & Weight
 W: 453 mm (17-27/32 inch) H: 170 mm (6-11/16 inch) D: 372 mm (14-21/32 inch)
 Approx. 18 kg (39.7 lbs ) *Tentative *Height including dust cover
Terminal
 Phono Output x 1 / SIGNAL GND x 1
回転スピードは 33/45と 78rpm もあるようですのでSPファンにはありがたいです。
 SL-1200mk4 が未だ別格の人気がある理由には78rpm にも対応しているのもありますので。
 しかし、写真を見る限りでは78rpmのスイッチは見当たらないのですがねぇ。
トーンアームはチタン合金を使用しているらしいですねぇ。
 アーム自体の設計や構造自体は過去の1200シリーズと同様
 はたしてあのアームに材質変化だけで どの程度期待していいものなのだろうか。。。
他にもキャビネットのトッププレートをアルミ削り出しで作ったり
 プラッターに真鍮を用いた3層構造だったり
 インシュレーターを豪華にしたりと
 過去の1200シリーズから細かな点をかなりドレスアップした感じらしいです。
そして気になる価格はと言うと なんと 現状では 4,000ドル 程度との見通し
 今日のレートで112円で換算すると ¥448,000 に消費税8%で ¥483,840 なり~!!
 う~~~~ん
 過去のSL-1200シリーズは基本オープン価格として 実売で¥50,000程度で販売されており
 SL-1200mk4でも¥70,000程度だった気がしますんでねぇ。。。
 いくら豪華にドレスアップしたからと言って所詮はSL-1200です
 はたしてこのシステムに48万円出す人はいるのでしょうか??
ちなみに
 私もSL-1200の愛用者です。
 しかも かなりヘビーで雑に使っております。
 日頃の業務でのチェック用機材として SL-1200mk3D を使っております。
 もともと超ジャンク状態だったヤツを直し直し使っています。
 DJ用に使われて、ぶっ壊れていたヤツを友人より貰ったモノです。
 ビールをこぼされてベタベタ。。。アームはひん曲がって。。。
 しかし、直してからは絶好調に稼働してくれています。
 さすが テクニクスのクオーツです!
そして、予備機として SL-1200mk5 もストックしています。
 これも同じく ただでもらったDJ使いのジャンク品だったものを直したモノです。
 外観はキズや汚れでクタクタですが、機能面は完全復活しています。
なぜ私がこの SL-1200を愛用するかと言うと なにより「頑丈」だからです!
 手荒く使っても、よっぽどでない限り壊れません。
 使い勝手も良く、オーディオ再生でも「まぁまぁ」のポテンシャルを発揮します。
 なによりも「手軽に」さわれるのがこのSL-1200の一番の魅力だと思っています。
 そういう意味では価格的にとてもリーズナブルなので、総じて優秀だと思っていました。
もしこのポテンシャルのターンテーブルが48万円なら 間違いなく買わないと思います。







