こんにちは ナックオーディオ中村です。
先日 所用で渋谷まで出かけました。
渋谷と言えば東京を代表する繁華街 若者の街 です。
ハチ公にはじまり、道玄坂、センター街、109、NHK、etc・・・・。
この街にあるすべてのモノを合わせて 街自体がランドマークと言っても良いです。
そして この渋谷には 故 岡本太郎 の大作 「明日の神話」が居ます。
この「明日の神話」は60年代後半にメキシコにて制作された壁画でした。
当時の依頼主の経済事情によりメキシコで行方不明になっていたこの壁画が2003年に発見され
日本に運ばれ修復し、2006年に復活しました。
現在は渋谷駅京王井の頭線連絡通路に設置されています。
この「明日の神話」を見て想う事。。
岡本太郎氏の妻であり養女でもある 故岡本敏子さん の事です。
2003年から「明日の神話」再生プロジェクトとして敏子さん筆頭に発足された「太郎の船団 TARO’S BOATS」が結成されました。
メキシコで壁画の発見から、日本への輸送、修復完成の為に全力を尽くしていた敏子さんでしたが
残念ながら2005年に「明日の神話」の修復完成を見ることなく亡くなられました。享年79歳でした。
誰よりもこの壁画の完成を見たかったのは敏子さんではないかと思います。
そんな岡本敏子さんの想いもがこの壁画には込められている事を知ってほしい。
そして、この「明日の神話」の正面には渋谷のスクランブル交差点が見晴すことができます。
ピーク時には 一回の歩行者信号の青の時間内に300~400人行き交うと言われる 渋谷の名物でもあります。
地方から来られた人から見ると「祭」か「事件」にも見えるようです。
外国の人からみると「なぜ人と人がぶつからないのか?」不思議なようですね。
そんな忙しく人が行き交う街 渋谷 を TARO は見ています。
まるで忙しすぎる現代社会をあざ笑うかのように「爆発だぁ~~~」と。