ショパン国際ピアノコンクール Polonaise op53「英雄ポロネーズ」比較

こんにちはナックオーディオ 中村 です。

台風も過ぎ、いよいよ秋らしい感じですねぇ~
近所の小学校では運動会も行われていて朝からにぎやかですw

やはりこの季節は音楽が恋しくなるんですよねぇ
YOUTUBEなんか見始めると止まらない今日この頃ですが、みなさんはどんなジャンルにはまってるんでしょうか~

今日私は2010年のショパン国際ピアノコンクールの覇者、ロシア出身Yulianna Avdeeva(ユリアンナ・アヴデーエワ)を見まくってましたねぇ
アルゲリッチ以来、45年ぶりの女性ピアニストの優勝者として注目を浴びた彼女ですがやはり聴かせてくれますねぇ。

私は前回優勝のRafał Blechacz(ラファウ・ブレハッチ)のファンなのですが、両者共にショパンの「繊細さ」と「憂鬱さ」「鮮やかさ」をみごとに表現した演奏で感動いたします。

特にPolonaise op53「英雄ポロネーズ」は表現力の違いがはっきり出ています。
ユリアンナの女性ならではなんでしょうか、ふくよかさと温かさの中に「力強さ」も感じる名演です。
一方、ポーランド出身のブレハッチの「英雄ポロネーズ」は、まさにショパンの再来を思わせる鳥肌もんですよねぇ。
テクニックといい譜面解釈といい素晴らしいです。この人はペダルワークがとても繊細なんですねぇ。

やはり、かなりの緊張感あるコンクールですので両者共に軽いミスタッチはあるものの、それを十分カバーする表現力とテクニックはまさに芸術作品です。

お時間ある方、審査員になったつもりで聴き比べてください~~

第16回 (2010年) 優勝 Yulianna Avdeeva ユリアンナ・アヴデーエワ(ロシア)

第15回 (2005年) 優勝 Rafał Blechacz ラファウ・ブレハッチ(ポーランド)