MICRO マイクロ精機 MSB-100 インシュレーター 補修をしてみよう その2

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こんにちは ナックオーディオ中村です。

昨日じっくり観察してみた MICRO MSB-100
クッション部の補修を模索しながらやっていきたいと思いますよ~♪

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まずは
ひび割れた個所のキズを塞ぐことが先です!
ここまでひび割れるそもそもの原因は、経年によるゴムの表面の劣化
ようはゴム樹脂表面の油分が乾くことからはじまり、そこにゴムの張力が働いた結果です。
ただゴム表面が劣化しただけでなく、同時に内部のエアも少なくなり、クッションが潰れることで、より張力が掛かるようになる為、あとは悪循環の一途でこうなります。

まず第一段階のひび割れ部の補修につかう材料は ウレタン系ボンド
いわゆるゴム系のシール材に近いボンドです。
よくゴムの接着に使っていモノです。
ホームセンターにでも行けば普通に売っています。

そして、今回はあえて ラッカー系シンナー を多用しようと思います。
こちらもホームセンター等で売っていますが、劇物/危険物に属しますので購入時に身分証の呈示を求められることもあります。

なぜ、ラッカーシンナーを選んだのかと言うと。。。
その理由は 後ほど。。。

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まず最初に、クッションをキレイにクリーニングした後
ラッカーシンナーで全体を脱脂します。
ラッカーを使うことで、ゴム表面が少し溶ける感じです。
ゴム素材といっても多種多様にいろいろなゴムがありますが
このクッションは一般的な熱加工によって作られた一液性ゴム樹脂ですので、ラッカーで溶けます。
このゴムの溶ける性質を使って密着をより良くしたいので、今回はラッカーを使うことを選びました。
通常ゴム材を侵さないように石油系溶剤やウレタン系溶剤を使う事が多いのですが
パーツの特性上、見た目はそこまで重要ではないので、少しでもゴム密着を良くすることを優先させます。

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そして、用意したウレタン系ゴムボンドをラッカーシンナーで希釈します。
ひび割れたキズ口の隅々に浸透させたいので、かなり液体に近い状態になる程度にシンナーで希釈します。
粘度もほとんど感じないくらいがいいでしょう。

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クッションを指で押し潰し、ひび割れキズを開きながら、傷口に溶かしたボンドを流し込むように塗っていきます。
一度にべっとり塗らず、インターバルを置きながら2回塗り程度で、最初の第一段階はやめておきます。

補修を考えた当初は 半田ゴテやヒートガンを使って、ゴムを溶接するような方法も考えたのですが、劣化個所が細かく多数あることと、母材のクッションゴム自体が経年劣化している事を考えると、溶接補修は厳しいかなぁ と思います。

そして、最近のウレタン樹脂ボンドの速乾性と接着力、耐久性はすごく性能が良いので、今回は材料系で補修を試みます。

ゴム系の接着剤は一度塗ると完全硬化するまでかなり時間がかかります。
初期硬化は1時間程度ですが、きちんと硬化するのに最低でも24時間はかかります。
作業効率としては非常に悪いですが、特に急ぎでもないので、毎日少しずつ補修過程を進めていきますね。

次回はさらに補強も兼ねたボンド作業をしていきます

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