名機 TEAC ティアック VRDS-25XS CDプレーヤー ベルト交換

こんにちは
ナックオーディオ中村です。

毎年 桜を眺める時期は 少し肌寒いくらいの陽気だったと思うのですが
ここ数日は 春を通り過ぎたような初夏の暑い日が続いていますねぇ
私の地元 練馬区千川通りの桜並木も一気に散ってしまいました
毎年 桜を眺める時期は 少し肌寒いくらいの陽気だったと思うのですが
温暖化なのでしょうか

さて 今日のお題は

TEAC ティアック VRDS-25XS CDプレーヤー
故 長岡鉄男氏 も愛用していた名機として未だに根強い人気モデルです。

見た目は まぁまぁ 小キズ程度の使用感はあるものの 全体的には良好に思える程度かなぁ
さて、動作させてみようかと 電源ON
んんん??  トレーが出て来ませんねぇ~
このモデル「お約束」のゴムベルト劣化でしょうね
まぁ、経年モデルですので ゴムベルトの劣化は当然といえば当然なんですけどね
そんな訳で トレー開閉にまつわる 駆動ゴムベルトの交換をしてみましょうか

まずは 本体上面パネルを取り外しましょう
DAC / ドライブ / 電源 の3部屋に分かれた間取り
VRDSメカはバージョンアップをしていないオリジナルです。(残念。。。)

次にフロントパネルを外します
まぁ フロントパネルは付けたままでも作業できるのですが
作業時にキズ付けたくないですし、割と簡単に外せるので 私は毎回取り外してしまいますねぇ

そして 本体を裏返すと現れる底パネル
こいつが すんげぇ~重いです!
このパネルを外すことで 腰痛防止になります!

底面の重量パネルを外すと現れる基盤
ドライブメカの底側にある基盤なのですが、これも取り外します
基盤は付けたままでも作業できるのですが
ドライブ本体を取り外しますますので、破損防止の為でも取り外した方が無難でしょう。

本体裏返しを戻します
DAC部メイン基板を取り外し、3部屋の仕切りブラケットを外します
これでドライブメカ全体が露出します

VRDSメカを取り外します。

内部の仕切りを外し ドライブ底面基盤(配線)を外すと
ドライブ本体は 割とあっさり取り外せます

ここまでバラすと 劣化したベルトが確認できます。
トレーの送り出しを担うベルト
ドライブの軸を上下させ、クランプさせるベルトの 2種類です
乾燥してボロボロに劣化していると言うよりも
ゴムそのものの性質が変化してしまって ベタベタ の状態で伸びてしまっている状態

軸部の上下させるベルトは モーター周辺ごと取り外さないとベルト交換ができないが多少面倒かも
このベルトさえ簡単にアクセスできれば この作業も相当楽なんですけどねぇ。。。

ドライブを取り外したついでにエアブローで清掃
ピックアップレンズもキレイにクリーニングしておきましょう

ピニオンギア部を軽くグリスアップしながら
後は順番通り元通りに組めば完了!
約3時間の作業と言った感じ
Philips LHHシリーズ 同様に このVRDSのベルト交換作業も過去何回もやってきましたねぇ
どちらかと言うと Philips よりは簡単に行えます。