高精度FMチューナーいいです! Accuphase T-108

こんにちはナックオーディオ中村です。

最近はめっきり秋らしくなってきましたねぇ。
日中は多少暖かい日もありますが、朝晩は肌寒く風邪など引かないように気を付けてます。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、みなさんも気を付けてくださいね。

秋の空は雲が高く、空気も乾燥して澄んで見えますねぇ。
事務所から夕陽を見ると、キレイに見えます。

さて今日は Accuphase アキュフェーズのFMチューナー T-108 がやってきましたよ。

Accuphase T-108 は 90年代初めのモデルで、クオーツシンセの時代です。
16局もの選局メモリーが搭載されています。
曲の周波数だけのメモリーだけではなく、メーターとフィルターも同時に登録できるあたりに、アナログとの違いを感じます。
そして、面白いのは、チューニングダイヤルにアナログ接点式のツマミではなく、パルスチューニング方式を採用している拘りです。
操作すると「ピッピッピッピッ・・・・・」と光信号の切り替わり音がします。
ツマミ奥にある円盤に等間隔に溝があり、光が途切れる信号を感知して周波数が変わる無接点スイッチです。

メーターはマルチパスと信号感度のどちらかに切り替えられます。
そもそもT-108はクオーツシンセチューナーですので、最近は電波事情も良いでマルチパスだけ確認できれば問題ないでしょう。

そして、一番驚いたのは XLRバランス接続ができることです。
珍しいですよねぇ。

T-108はリモコン機能を搭載しています。
オリジナルリモコンが故障していたため、前オーナー様が後継モデルのT-1000用のリモコンを取り寄せて使っていました。
いやぁ、、、新しいリモコンが問題なく使えるのに驚きましたよw

今日一日当店のBGM用として稼働させていましたが、すごく高品位、高精度を感じるチューナーですよ。
私個人的にはバリコン派なのですが、音のクリヤーさやノイズについてはバリコンでは得られない品質ですねぇ。
音質的にはバリコンのような「濃密さ」に欠ける気もしましが、この高品質の音はさすがです。