MAGNEPAN(マグネパン)MG1.7 プレナー型スピーカー を鳴らす!

こんにちは ナックオーディオ中村です。

今日は昨日に引き続き 朝から MAGNEPAN(マグネパン)MG1.7 を鳴らしてみた。

昨日簡単にサラッと各ジャンルの音源を鳴らしてみたのだが、どうも落ち着かない。。。と、言うか。。
どうもしっくり馴染まない感じの旨を書いたわけだが。。
どうやら このプレナー型独特の 低音域 の違和感が原因だろうと感じた。

そこで、ちょっと思いついたのは
サブウーファーで低域を補正できるのか? という思いつきだ。
ちょうど先日やってきたYAMAHAのサブウーファーが近くに置いてあったので、実験してみた。

プレーヤーからはXLRバランスとRCAアンバランスが同時に出力されていたので、XLRバランスはアンプへ、RCAアンバランスはサブウーファーへつなげてみた。
多少のタイムラグを感じるようなら、サブウーファーへはスピーカー接続させればよいでしょう。

昨日感じたのは、低域はダイナミック型ならではの音圧が耳に馴染んでいるという事だろう。
Martin Logan(マーティン・ローガン)にはウーファーのみダイナミック型のユニットを構成させたモデルがあるのだが、単純にその発想で、低域をサブウーファーに任せる感じをイメージした。

アンプ側のイコライザーで低域をある程度絞り、絞った分をサブウーファーで補う。
さぁ どうだろう~。

各ジャンルの音源をサラッとザッピングさせると、全体的にノンジャンルで満更でもない。
昨日思っていた音圧に対しての違和感は大分薄れた。

しかし、それはあくまでも部屋になる「音」としての違和感であって、やはり何かがまだ違って聴こえる。

それは「ステレオ感」「HI-FI感」がグッと無くなるからだ。。
もともとプレナー型のような大きな面積全体から音が出ているのも、ある種の「慣れ」は必要なのだと思っていたのだが、そこにサブウーファーのような位相感をイージーにする装置を混ぜると、なんとも不思議な定位感となる。
よく言えば「音に包まれる」的な印象もあるが、私個人的には「ステレオ感」「Hi-Fi感」はオーディオを感じる上でものすごく大事な要素なので、やはり単純に「良い音」とは言えない。

しばらく鳴らしていて、ふっと思ったのは
「これって疑似サラウンドのイメージと似てる???」
そう、最近家電屋さんのテレビ売り場に行くと、必ずといっていいくらいアピールしてくる、疑似サラウンドスピーカーの音作りと雰囲気が似てくる感じがしたんです。
ようは、人間は音によりある程度の距離感をイメージできる脳の機能があります。
それは生まれてからずっと聞いてきた音のイメージの積み重ねからくる潜在意識として、個人個人の差はあってもある程度似たり寄ったりの能力です。
その能力は前後左右方向に対してはある程度優れているのですが、二足歩行動物の人間の三半規管では上下方向に対しては意外と劣っています。
その上下からの音の感覚と2chステレオの感覚を妙に狂わされている音なんですねぇ。

結果として、この MAGNEPAN MG1.7 にサブウーファーを追加して「オーディオ」として音を聴くと、軽い「酔い」みたいな症状を感じました。
某有名楽器メーカーの記録音源作りに携わっている当店のお客様がいまして、以前「無反響音室」のお話をしていたのですが、やはり音の距離感、特に上下から発する音の距離感を狂わされると酔うらしいです。
そのメーカーさんの中で無反響音室の事を通称「拷問部屋」と呼んでいるようで、新人が30分も入っていたらフラフラで立てなくなってしまう事もあるようです。

そして、この MAGNEPAN(マグネパン)MG1.7 は 実は サラウンドシステム には持って来いなんじゃ???
もちろん、映像を見ながらの音響イメージになるので、変な酔い症状は出ないと思いますし

もし私が シネマ専用 のサラウンドシステムを作るとしたら、この MAGNEPAN(マグネパン)MG1.7 これをフロントのメインスピーカーとして使いたいかもしれませんねぇ。

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