DALI LEKTOR 2 を本気で聴いてみる!

こんにちは ナックオーディオ中村です。

今日からいよいよ12月です!
今年は秋も短かった感じのせいか 年末感が多少希薄ですが。。。。
しかし、街はクリスマスのイルミネーションも始まり やはり年末ムードになってきていますねぇ。

今日は DALI のエントリーモデル コンパクトブックシェルフ LEKTOR 2 がやって来ました。

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以前 家電量販店でデモ試聴してた時 聴いた事があったのですが
その時の印象は「へぇ~ このサイズなのに良く出来たコンパクトだなぁ」程度だったのですが。
せっかく当店にやってきたので ちょっと本気に鳴らしてみようかなぁ と。

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ツイーターは28mmのソフトドーム
特記すべき特長は特にないけど 指向性は広く、キレも申し分ない
エントリーモデルらしいバランスのよい特性を感じます

バスレフポートはフロントに
ブックシェルフならではの設置場所を選ばない 壁付けにも良い感じでいいですねぇ

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125mmウーハーユニット
コーティングされた軽量のウッドファイバー・コーン
低損失のサスペンション、そしてセミ・シールドのダブルマグネット・モーターを備え、飽和度の高いマグネットシステムを実現。
コーン・ドライバーは逆円錐型のダスト・キャップを用いており、位相反応と構造的完全性を獲得しています。

まぁ 見た目の印象は 「渋い!」です。

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私が気に入ったのが このサランネット
フレーム自体にデザイン性があり、やっぱり装着させてもカッコイイです。

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背面は壁掛け用の穴が設けられてます。
端子は高品位のパーツが使われてますねぇ
さすがにバイワイヤーには対応していませんが、このクラスのモデルでは、ネットワークの出来まで楽しむのが正解ですので
これで十分でしょう。
プラスチックパーツを外せばバナナプラグにも対応してる感じですねぇ

見た目と価格帯から B&Wの685あたりが対抗馬といった感じでしょうか
たしかに最近のB&Wは独特の高域とネットワークを駆使した定位感が「不自然」に感じたり「Hi-Fiすぎる」と思われる方もけっこういますので
この DALI LEKTOR 2 あたりは安定の2wayブックシェルフといった印象です。

まずは、McIntosh MC275 KT88 でどの程度の反応をしてくれるのか 鳴らします。
ジャンルもシャッフルで ROCK~JAZZ~CLASSIC といろいろ鳴らします。

以前聴いた時の印象通り 良く出来たブックシェルな好印象です。
やや 低中域の音圧に無理を感じるが、全体的にフラットでバランスの良さは感じます。

特にクラシック室内楽 ピアノ ヴァイオリン のソナタ が非常に良いです
このスピーカー すごくアコースティックですよ。
B&W 685 あたりがポップで躍動感あるのが印象な分 この DALI LEKTOR 2 はアコースティックで「静」の表現ができる感じかなぁ

メーカー価格¥73,500 実売価格¥50,000程度 と
へぇぇ~~~ すごいなぁ 最近のスピーカーの実力は

その後、アンプmarantzの5003に替えてみても
印象は同じですが、やや落ち着きが出た感じかなぁ
このスピーカー 非力なアンプの方が 落ち着きが出て 合ってる感じです

これからオーディオを始めたいと思っている方の 「入門モデル」としてすごくオススメだなぁ

コンパクトながら「ちゃんとステレオ」「ちゃんとHi-Fi」「ちゃんとピュアオーディオ」
そんな印象です。