こんにちは ナックオーディオ中村です。
 いよいよ秋も深まり、来週あたりからはクリスマス装飾やイルミネーションもはじまるでしょう。
 毎年思うのは、ここから年末まで早いんだよなぁ~ ってことですねぇ
いろいろもの想う秋ですが
 最近ふと思うことは これからのオーディオの存在はどうなるのだろうか?
 と、いろいろ考えます。
 まぁ、オーディオ屋なんで職業柄当たり前のことなんですがねぇw
オーディオを趣味とし、部屋で音楽をオーディオで楽しむ。
 そんな人には部屋にスピーカーがあることは特殊ではなく、むしろ当たり前なんですが
 最近部屋にスピーカーの無い家庭は多い気がします
 もちろん「音を再生」させるべき装置はテレビやPCはじめ、いろいろありますが
 音楽を聴く装置として「オーディオ」を存在させている部屋は、実は少ないのではないかと思います。
そして単純に、家で音楽を聴く
 そんな気心が薄まってる気もします。
 ちょっと音楽好きな方でも低価格のミニコンポが部屋にある程度かなぁと
今CDが売れないと良く言われます。
 CDそのものと言うよりは「音源」が売れないのではないか?
 ネットの普及によりYOUTUBEでとりあえず聞きたい曲も聴ける
 LTE回線の普及でスマートフォンでも同様に聴ければ
 わざわざ音源を購入しなくてもいいはずですし
 そもそもアーティストの「アルバム」という思い入れが出す側も受け取る側も薄まっている気がします。
 音源が売れない理由は受け取る側だけの問題では無い気がしてなりません。
 YOUTUBEでさわりだけ聴けば満足と思わせる程度の楽曲しか世に出ていないのかもしれません。
当然、いい音で聴きたいと思わせる音源がなければオーディオも必要ありませんし
 そうなると
 音楽を聴くための装置として必要なのはヘッドホンかPCに付属させるBOSEのスピーカー程度で一応は音楽再生装置として成り立ちます。
デジタルの進化、インターネットの進化、音楽情報の飽和、音源の大量生産、
アナログが音楽再生の主流だったころは、買ったレコードはものすごく大事にし、再生させることにも最低限の知識と技術は必要でした。
 レコードの針に気を使い、ホコリを気にしたりするだけでも
様々な技術の進化が音楽(音源)の価値を下げ、音楽再生の装置の簡素化する
 オーディオという存在自体が蓄音機同様の「懐古趣味」になっていくのか?
 スピーカーは骨董品と同様になっていくのか?
これから世の中がどう変わっても。。。。
 私はいつまでもレコードの静電気とホコリを気にして音楽を聴きたいだけなんです。