神奈川県厚木市のお客様です

こんにちは ナックオーディオ中村 です。

本日は神奈川県厚木市にお住いのY様宅へ出張買取のご依頼でお伺いさせていただきました。

Y様は若干27歳です。ピュアオーディオの魅力を若い感覚で解釈し「自分のライフスタイル」に上手に取り込んでいます。

スピーカーは ELAC 310 CE 専用スタンドも合わせてチタン・シャドウのカラー

アンプにはプロダクトデザイナー二俣公一氏デザインによるハイブリッドチューブアンプ 22tu:tu: EKF-01(ELEKIT取扱)です

Y様宅は決して広いとは言えない1Kスタイルのマンションですが、限られたスペースの中でなるべくシンプルでありコンパクトな住空間を考えていました。

上記にはアンプとスピーカーだけ記載しましたが、肝心のプレーヤーは所有しておりません。

すべての音源は ノートPC と iPhone4 から AirMac Express を介してワイヤレス転送で再生しています。

PCオーディオをメディア再生の最優先としている訳ではなく圧縮コーデックも全てMP3を選択していました。必要以下の圧縮音源は PC や iPhone のHDD(FHD)への負担と転送ロスの原因になるのを考慮した結果だそうです。

基本的に大音量再生等が目的ではなくイージーリスニングでの心地よい定位感、音源に忠実な解像度を求め、必要最小限のスペックのシステムを考えた結果、このスタイルに落ち着いたそうです。

自分のライフスタイルにおいての音楽の存在に必要最小限のモデル選択はオーディオをかなり熟知されていないとなかなかできない事です。

ふと、Y様のお仕事のお話を伺ったところ某自動車メーカーの設計部門においての「ノイズ(振動)」等を検出し設計開発をするお仕事をしているそうです。

つまり「音」のプロです。

車は鉄をはじめガラス、プラスチック、ゴム、等の複合材料で作られた複雑な固体です。

それが原動機により(最近は電気もですが)動くという、簡単に言うと「ノイズの塊」です。

その自動車の設計段階における測定からノイズ軽減(防振)の改善策などを考える仕事だそうで、人間の感じる周波数の数値や実聴感などについてとても熟知されていました。

「自分に必要な音」を理解しているも納得できました。

おじゃまさせていただいてから仕事そっちのけでいろいろお話させていただき、とても楽しませていただきました。

また、Y様のような若い世代の方の音楽感やオーディオ感についてもいろいろお話しできてとても勉強になりましたねぇ

また何か機会がございましたらよろしくお願いいたします。