横浜で TANNOY Canterbury に遭遇

こんにちは ナックオーディオ中村です。

昨日は「土用の丑」っつうことで みなさん うなぎは食べましたか?
我が家でも高騰する価格に壁を感じながらも、縁起を担ぐ意味でも うなぎ 登場です!

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そして
私の実家で毎年恒例となった夏の風物詩 朝顔くん2013もようやく花を咲かせました。
愛犬ケンゾウ君もじっと見つめて 夏 を感じているようです。

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さて
先日出張でお伺いさせていただきました横浜市のT様宅にて
TANNOY Canterbury15 に遭遇できましたよ~

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TANNOY の15インチ同軸ユニットを余裕でゆったり鳴らす事ができる
なんとも雰囲気のあるシステムです。
特にクラシックやボーカルの「雰囲気」を演出するのは同軸ユニットならではのこと。
いいなぁ~

T様のメインはアナログ中心で LINN LP12 + AKITO
過去プレーヤーをいろいろ試した結果 LINN LP12 で落ち着いたとのことですが、今でも理想のレコード再生を課題にしておられ、今後もプレーヤーは探求していきたいと言っていましたねぇ

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現在使用するカートリッジは DENON のど定番 DL103
T様曰く「みんなDL-103の実力を知らなすぎる」と
「フォノアンプ(イコライザー含め)をもっと探求すれば、このDL103の実力をもっと引き出す事ができる」と
その意見に私もまったく同意です。

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確かにDL103よりハイスペックで高品位なカートリッジは世の中に沢山あります。
そういったハイエンドに近いカートリッジをお使いの方は当然、フォノにも拘りがあるのは当然なんですが
このDL103をよく否定的に考える方に限って、フォノ部(RIAA)に関しては、プリメインアンプにとりあえず内蔵されたようなフォノを使っていたりもするもんです。
自分好みのフォノにたどり着いた上で、いろいろなカートリッジを試してみれば、カートリッジと昇圧トランスばかりでアナログの音作りでは限界があることに気づきます。
逆に自分にとっての「フォノアンプ」を知れば、カートリッジの実力を知ることができる。
カートリッジ/昇圧アンプ(トランス)/フォノイコライザー この3点がそろって初めてアナログの本領が発揮できる
結局は自分好みのフォノアンプ(フォノイコライザー)を見つける事ができればアナログの上級者と言えるのでしょう。

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T様は自作の6DJ8単管の真空管プリプリアンプを使われています。
このプリプリアンプってのはあまり聞き慣れない存在ですが、要はMCヘッドアンプです。

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プリアンプはUESUGIのキット

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パワーアンプには 6CA7/EL34 のダブルプッシュプルのモノラルです。
EL34のダブルPPって最近では珍しいかもしれませんねぇ

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申し訳なさそうに鎮座するCDPは maranzt CD-7
このCDPも当時のリファレンスモデルとして評価の高かったモデルですねぇ

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そして
ちょっと気になったのが この SPACE DIVA(スペースディーバ) なるモノ
ようは衛星デジタル受信する「有線放送」みたいなモノです。
ジャンルも演歌~アニメソング、BGM~ 356chもあるデジタル放送受信システムです。
当然ですが月額の使用料がかかります。
T様はこの SPACE DIVA(スペースディーバ) をイージーリスニング様にと使用されています。
この SPACE DIVA 開局当初はリニアPCMで放送していたらしいです
しかも、このレンタルデッキにはデジタルOUTの端子が装着されおり、この放送をそのままデジタル録音もできたらしいです。
はぁ~ それで TASCAM のCDレコーダーがあるんですねww
24時間356chデジタル録音し放題なんて

今ではファイル形式はわかりませんが、圧縮音源での放送に切り替わったようなんですがね
へぇ~

毎回毎回、お客様のご自宅に伺わせていただくたびに いろいろなお話が聞けて ホント勉強になりますねぇ
仕事以外の楽しみの一つです。