YAMAHA GT-2000 あらためて検証する

こんにちは ナックオーディオ中村です。

今日の東京は寒いながらも日向に出ればポカポカする陽気。
雪が降る降ると言われながらまだ雪を感じない暖かい日でした。
と、油断して毎年風邪を引きますが。。

これからがホントに寒くなるんで、みなさんくれぐれも風邪は引かないように気を付けてくださいねぇ
インフルエンザも注意報が出ていますので、人込みにはマスク着用です!

今日は先日様子を見ていた YAMAHA GT-2000 です。
国産ターンテーブルの中では絶大な知名度と人気を誇るターンテーブルです。

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クオーツ制御はじめモーターのコンディションも良好~♪
今日はこのアームを新ためて見てみます。

****** 仕様解説 *******

トーンアームにはS字型のロング&ライトヘビーアームを採用しています。
このアームのサポート部は仮想一点支持ジンバルサポート方式を採用しています。この方式は、ピボットはアンギュラーコンタクトベアリングで受けられ、そのベアリングはゴムプッシュで支えられた構造となっており、がたつきの徹底した排除と感度の両立を図っています。
アーム部はロング&ライトヘビーアームと呼べるオーソドックスなタイプとなっています。ロングアームとしているためS字のうねりを極少化するとともに、水平トラッキングエラーも狭い範囲に抑え込む事に成功しています。

なんだか分かりにくい説明だが、、
ようは一点支持に近づけた自由度を想定した2軸ジンバル方式で、各ベアリングはもちろん、ベアリング自体の固定まで気を使ってますよ~ 的な設計ですと
そして、水平方向へ最大限気を使った角度でS字の曲げる角度を考えています、と言ったところだろう。

まぁ どうあれカートリッジをいろいろ試せば そのフィーリングはすぐわかりますので

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まずは SHURE V15type3  言わずと知れたMMカートリッジの王道中の王道カートリッジ
このカートリッジの 「らしさ」 を引き出すには、ただ高性能なアームでは無理です。
表現は大げさですが、「カートリッジを弾ませてやる」くらいの適度な 「あそび」 を持つアームでないと
V15type3 らしさが発揮しません。
実際鳴らしてみると なんともタイトな音作りです。
しかし軽針圧ならではの「線」の細さはちゃんと出ています。 V15の持つ独特の瞬発力や音圧も上手に出ます。
アームだけではなく、プラッター自体の重量もあって よりそう感じさせるのでしょうね。
躍動感あるJAZZライブ音源なんかは少しさみしく聴こえてしまいそうですが、MMでもしっかりクラシックの繊細さを感じたい人には絶好の条件です。

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続いて DENON DL-103
コイツも説明不要の国産標準MCカートリッジです。
一聴して相性の良さを感じます。
MCらしさと言うか、MMカートリッジには無い 音の精度 が良く引き出されています。
DL-103の良さを90%以上は確実に引き出している上に、アーム自体の精度の高さと、モーターの重量も感じるくらいトータルでマッチングの良さを感じます。

他にもいろいろ聴いてみようと思ったのですが。
DENON DL-103 のここまでの相性の良さが分かった時点でやめました。

ここからは完全に私個人の意見ですが。
GT-2000 をオリジナルで使うなら 間違いなく MCカートリッジ です。
モーターとアーム自体の精度の高さは必要十分のポテンシャルはありますので、高精度のMCでクラシックがいいでしょうねぇ
オススメは ortofon の MC20~MC30 くらいのラインナップ、または BENZ MICRO のミディアムクラスのカートリッジも良さそうです。
DENON のDLシリーズも良いと思いますが、audio-technica の AT33 シリーズの方がよりこの魅力が出やすそうですねぇ

このカートリッジ選びが 「オーディオ遊び」 の中で一番のごちそうです。
これだからアナログはやめられない!

GT-2000 このターンテーブル じっくり使っても10年くらいは楽しいかもしれませんよ~


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