こんにちは ナックオーディオ中村です。
今日の東京は朝から冷たい風がビュウビュウ~っと、強く吹いています。
3月になってもまだまだ春の気配が感じられませんねぇ。
早く暖かくなってほしいですねぇ
以前このブログでもネタにしたTechnics のおなじみターンテーブル SL-1200km5 のアーム折れです。
今日交換部品が届いたので昼休憩の合間にちょっくらアーム交換してみましたよ。
何度見ても悲しい状況ですねぇ。。。
本体底部のラバーベースを外し、アームユニットごと取り出してみました。
ユニットは本体に設置したままでも交換は可能ですが、作業性が悪いので外して作業します。
アームはベースユニットにビス2本で取り付けられています。
もともとのケーブルを切断し、簡単に取り外せます。
今回交換するアームは mk5用ではなく、mk5G用のアームにしました。
部品は価格はほとんど同じなのですが、内部配線が高品位の太線にグレードアップされているので、どうせならmk5G用の方がいいですよねぇ
アームを交換後、配線をハンダ付けすれば交換完了です。
交換時にアンチスケーティングの「バネ」が内部にありますので、良く確認て設置します。
交換アームを注文したついでにダストカバーも新品に交換します。
不思議なもんで、ターンテーブルってダストカバーがキレイだと程度が3割アップするくらいの印象ですよねぇ
Technics SL-1200 のダストカバーは意外と安いので、キズが目立つとすぐに交換してしまします。
そして、おまけにダストカバーヒンジも追加します。
このSL-1200mk5 はDJ使用を考慮している製品なので、ダストカバーはもともと置き型なんです。
ちなみに、ヒンジは SL-1200mk3 用のモノです。
今回交換した mk5G から新たに追加された「水平加重調整機構」ってやつです。
水平軸の動きをバネ力で押しつけて、アームの動きを渋くするようです。
DJプレーでの針飛び軽減のためらしいですが、通常のレコード再生には無縁の機構です。
交換を終えたSL-1200mk5
ダストカバー交換とヒンジ追加もして、なんだか気分もいいですねぇ
この SL-1200 シリーズは DJ用 のイメージが強いターンテーブルですが、オーディオ用としても使い易く、コストパフォーマンスも優秀なベストセラーです。
これからアナログ再生をはじめられる方なんかにもオススメできるターンテーブルですよ。