こんにちは。ナックオーディオ店主 中村 です。
前回お伝えしました「強行引っ越し」も少しづつ落ち着きはじめなんとか年内にひと段落できそうです!
来年からは「ストック・オフィス」として稼働いたしますので、東京近郊にお住まいの方で、ホームページ掲載商品をご覧になりた方はお越しください。
詳細については近々にホームページで紹介させていただきます!
そんなゴタゴタのなかやって来たのがこのアンプです。
Spectral スペクトラル の DMC-12 プリアンプです!
このメーカーをご存じ無い方も多いんじゃないかなぁと思います。
ムンドやジェフ、レビンソン等に代表される、いわゆる「基盤アンプ」路線でのハイリファレンスを狙ったメーカーです。
メーカー自体がいわゆる「ハイエンドオーディオ」を目指す方向ではなく、ただただひたすらに電気的に「音」を追求し続けるマニア層に支持の熱いメーカーです。
設計概念からケーブルメーカーまで指定する徹底したシステムを基本に考え、原音再生を第一にスピーカーの特性や音源の定位に忠実である、本来の「アンプ」の仕事だけを目的として設計しています。
このメーカーのアンプの特性は「無」です。
余計な色付けは一切省きただただ「無味」「無臭」を目指すことへ拘っています。
今回やってきた DMC-12 はスペクトラル愛好家の中でスペクトラル入門機、基本モデルとして位置づけられております。
後継モデルや上級モデルにかなり魅力はあるのですが、Phono入力があるこのモデルが重宝されているようです。
電源ユニットは本体と別にモジュール式です。
入出力はシンプルでプリアウト1系統、TAPE OUT1系統、アンバランス4系統、Phono1系統
各ケーブルはMITのターミネーターシリーズのスペクトラル専用が指定されています。
パワーアンプもメーカーよりリリースはされているものの、特に同メーカーで統一する設定ではないようですが、スペクトラルのメーカーらしさを知るには、やはり同メーカーで鳴らすのでいいのかなぁ、、とは思います。
なんだかとても魅力的なプリですので、しばらく当店のデモ機として楽しんでみたいと思いますよぉ~w