ヴィルヘルム・バックハウス(Wilhelm Backhaus)ベートーヴェン ピアノソナタ

こんにちは ナックオーディオ 中村 です。
今日は祭日ですが3連休クリスマスといい、いよいよ年末ムードになってきましたねぇ。
東京は風が強く吹いており、かなり寒いですよぉ~~~

今 バックハウス演奏のベートーヴェンピアノソナタを鳴らしています。
ピアノソナタが得意なスピーカーが入荷してくると、必ずと言っていいほど鳴らす超ヘビーローテーションなアルバムです。

バックハウスはドイツ国籍で、あのヒトラーもバックハウスのファンで第二次世界大戦後は「ナチス協力者」とみなされアメリカでの演奏を拒否されたなんてこともあったみたいです。
ベートーヴェン→ツェルニー→リスト→ダルベール→バックハウスという、ベートーヴェン直系のピアニストとして一生を送り1969年に85歳でこの世を去りました。
80歳を過ぎたあたりの晩年の演奏が定評が高く、音楽芸術と年齢は上限が無いことを世に伝えました。
当時のDECCAやRCAの録音技術が優れていた時代だったので、いまでも高音質な録音源を聴くことができます。

ヴィルヘルム・バックハウス ベートーヴェン ピアノソナタ

ベートーヴェンの三大ピアノソナタと言えば
第8番 ハ短調『悲愴』 Op.13
第14番 嬰ハ短調 『月光』 Op.27-2
第23番 ヘ短調 『熱情』 Op.57

私はOp.13の悲愴が一番好きです。
当時はチャイコフスキーの悲愴交響曲より「悲愴感」が無いなんて揶揄されたらしいですが。
特に第二楽章のカンタービレなんかは優美な旋律はまさに「芸術」と思います。

スピーカーのランニングテストのはずが、気が付くと楽曲のチェックをしているんですよ!
ちゃんと仕事しましょう。はい。