こんにちは ナックオーディオ 中村 です。
以前もこのブログで軽く取り上げた Rogers LS5/9 65th Anniversary Edition
ついに当店にやって参りました!
Rogers と言えば 英国を代表するBBCモニターとして有名です。
LS3/5a LS5/8 LS5/9 特にこの3モデルはRogersを代表するモデルです。
実は Rogers ロジャース と言っても 使用しているユニットは KEF、スペンドール、ハーベス、チャートウェル だったりします。
注※モデルや製造時期によって異なります
と言うもの、LS3/5a LS5/8 LS5/9 これは Rogers 社 の「開発」したモデル番号でBBCの「規格番号」となっています。
特に LS3/5a は Rogers はじめKEF、スペンドール、ハーベス、チャートウェルでも製造販売しております。
まぁ BBCモニターの話は いろいろ複雑なので またの機会にでもお話しましょうか。
せっかくなので 私の個人所有の LS5/9 初期モデルと比べまてみます。
大きさもほぼほぼ一緒 新しい65thの方が やや重い感じ。
オリジナルLS5/9 が 80年代半ばのモデルですので 約30歳ほど年上です
ユニットについてはまだ詳しく調べていませんが、「似て非なるモノ」なのは見て分かります。
ウーファーのPPPコーンこそ 見た目の雰囲気一緒ですが、中身の違いはあるでしょう。
ツイーターはオリジナル同様 34mmドームツイーター
バスレフポートの位置は オリジナルは非対称 65th は対象となっています。
背面はバイワイヤー対応の端子 まぁ今どきなのは当たり前ですよね
オリジナルの方は エンクロージャーがチーク仕上げなので パッと見の高級感は 65th の方がいいかなぁ。
でも チーク仕上げも それはそれでビンテージ感があっていいけどなぁ。
せかっくなら やはり これをやらないとね
2モデルを並べて聴き比べです!
こういう贅沢な 「遊び?」 ができるのも オーディオ屋稼業のおかげでしょう。
まだまだ軽くしか鳴らしておりませんが
前回ブログで記したように LS5/9 65th Anniversary Edition は高域の解像度が まぁ優秀ですね
あとはネットワークの設計なのかなぁ 定位感に奥行きを感じるかなぁ
総じていえば「現代的」な感じで、イメージで言えば「デジタル対応」とでも言いましょうか。
一方 オリジナルLS5/9は やはりアナログライクなイメージ
定位もモニター調の手前に寄ってくる感じ
高域の解像度はけっして高いとは言えませんが、音作りは濃密と言った感じ。
どちらも私好みの 2wayらしい スッキリとして歯切れの良いサウンドですね。
明日 じっくり聴き比べしてみようっと。