続・PHILIPS LHH700 トレーベルト交換です

こんにちは ナックオーディオ中村です。

先日このブログにも書いた PHILIPS LHH700 のベルト交換を、今日ちょっと時間が空いたので、ちゃちゃっと交換してみました。

作業の詳細については、以前にLHH500のベルト交換を掲載したので見てみてくださいね。
( PHILIPS LHH500 ベルト交換  https://nack-audio.com/wordpress/?p=1227 )

まずはフロントパネルを外し、CDドライブを取り外します。
配線をまとめているタイラップを2本切らなくてはいけませんので、あらかじめ用意します。

ドライブを取り外すと、千切れたゴムベルトが落ちていましたww
そりゃ動かないははずです。

まずはディスクのクランプを動かすベルト2本を交換します。
このベルトを交換するためにはモーター自体を取り外さないといけません。
ちょっと面倒ですが、同時にプーリーもキチンと掃除できるので、あきらめてはずしましょう。

ベルト取り付け前にはもう一度、プーリーのベルト接触部を無水アルコールでキチンと脱脂します。
ここは結構トルクのかかる箇所なので、ゴムが滑ると意味がありませんので。

続いて、トレー開閉ベルトです。
もともとのベルトが目で見てわかるくらい伸びていますねぇ
表面も少しベタベタしています。 経年劣化ですねぇ

ここからベルト交換に移るのですが、巻きつけてあるワイヤーを取り外さなければなりません。
元に戻す時に巻き方を間違えると不具合が生じますますので、ちゃんと覚えておきましょう

トレー部のプーリーも全て取外しキレイに掃除します。
途中、プーリーを止めているCリングを落として、危うく無くすところでしたよww
くれぐれも注意です!

CDドライブを元に戻す前に内部をエアーで清掃しておきます。
おお すごくキレイになりましたねぇ
毎回のこPHILIPSの銅製シャーシを見ると惚れ惚れします。 カッコイイ!

ベルト交換を終えたドライブを乗せ、フロントパネルを装着させ、いよいよトレー動作チェック。
う~~ん 快調です!
ベルト交換したせいか、より快調に動いているように思えます。

PHILIPSのLHHシリーズを使うにあたっては、このゴムベルトの劣化は必ずくる症状です。
今回ベルト交換したことで、あと10年くらいは保つと思います。
本来はベルトが切れる前に定期的に交換した方がいいかもです。