こんにちは ナックオーディオ中村です。
今日は marantz マランツの CD/SACDプレーヤー SA8004 がやって来ましたよ。
すっかりお馴染みとなった このシャープなマスクはカッコイイですよねぇ
細かな造り込みは上級機とはやはり異なりますが、デザイン自体は同じです。
パッと見 で雰囲気が盛り上がります!
電源スイッチを除く、全てのインターフェイスは中央のパネルに集約されます。
この感じがシンプルデザインの印象かもしれません。
ここ最近のモデルには iPod はじめUSB接続でのメディアファイル再生にも当たり前のように対応し、USB端子が付くことも当たりまえになってきましたねぇ。
PC等に納まっている MP3 なんかもUSBメモリーで差し込めば簡単再生できちゃいます。
ディスクトレーには ザイロンFRP素材を使用し、高い剛性と優れた制振効果により、ディスクの回転によって生じる振動を低減。
このザラザラ感あるのが そのザイロンFRPってことなんでしょうか?
背面のインターフェイスには PC接続させる為のUSB(Type B)端子も装備されています。
PCオーディオのDACとしても機能します。
まだ試しておりませんが、ネット等での口コミではかなり評判はイイようですね。
アナログ出力のRCA端子も上級機に引けを取らない高品位パーツを使用しています。
marantzのエントリークラスのモデルって、こういったところが気が利いてるんですよねぇ
使われているビス類も極力 銅製ビス を使っていたりとか
せっっかくなので中身も点検がてら見させてもらいますよ~
思ったより基盤がびっしり詰まっている感じですねぇ。
上級機とは基盤のレイアウトがかなり違います
使われている詳細なパーツや基盤レイアウトは違うものの、基本的には上級機と同じ設計思想で作られています。
特に「CS4398」サーキットにおいての1ビットDSD信号ダイレクト変換においてはSACD再生に特化しているようで、評価が高いです。
DAC部だけ見ても かなり魅力ありますよねぇ
そして、私の大好きなトロイダルトランスもいいポジションに鎮座しておりますねぇ
体外のCDPではトロイダルトランスはコスト的にも、設置スペース的にもエントリーモデルには不釣り合いになってしまい、あまり使われませんよねぇ
アンプならまだしも、CDPにトロイダルトランスを使ってくれるなんて、やはりデジタル再生と良質な電源の関係をキチンと理解している証拠でしょう。
マランツの音作りへのこだわりを感じます。
マランツの現行モデルの中で、CDプレーヤーとしては中級機、SACDプレーヤーとしては下級機になるモデルの SA8004 ですが
この設計と造りを見る限りでは、かなりお得感あります。
確かに、上級機に比べれば、シャーシ本体、ハウジング、ドライブユニットの造り等は安く上げてありますが、ディスクを回転させてから出音までの設計は一切手抜きなし って感じです。
ハイCP と 実力重視 を考えている方にはオススメできるモデルです。
近日中 販売ページにアップします!
お楽しみに!