こんにちは ナックオーディオ中村です。
今日のお話 MICRO SOLID-5 マイクロ精機 ターンテーブル です。
こんな言い方するのも何なのですが、、、、、。
今回の MICRO SOLID-5
正直 オーディオのプロがわざわざ紹介する程のターンテーブルではありません。
ハッキリ言うと、数あるMICROの「名機」達の足元にも及ばないくらいの ただの廉価モデルです。
では、なぜわざわざブログの記事にまでするのかというと、、、。
私が初めて買った マニュアルターンテーブル だからです。
たしか 高校2年生くらいだったかなぁ。。 アルバイトして限られた予算で「中古オーディオ」で手に入れました。
この MICRO SOLID-5 を買う前は Lo-D の PS-15(中古) というフルオートを使っていたのですが、調子が悪くなってしまい
次のターンテーブルに買い替えたのが この MICRO SOLID-5 。
Lo-D PS-15 のウッドキャビネットの見た目が気に入っていたので 次もどうしてもウッドキャビネットのターンテーブルが欲しいと考えてました。
当時 私の住む練馬区には オーディオ製品や家電を多く在庫してる「質屋さん」が数件あり しょっちゅう「品定め」に行っては 独自に中古オーディオの知識を磨いてたもんです。
当然 今と違いインターネットなどありませんので、自分で足を運んで、現物を見て、モデルを覚えて その価値を理解していった感じですね。
そんな近所の質屋さんで 確か 1万円くらいだったかなぁ 程度もキレイで SHURE の M75 かなんかもオマケでついてた記憶があります。
こうやってあらためて見てると 「そうそう~♪」「懐かしいなぁ~~」 と なんだかうれしい
アームにしても ほんと シンプルで 特記するような機能や特性はないアームですが、、、。
でも 前オーナー様が丁寧に使っていたのがわかるくらい 程度はイイですね。
水準器もついていますが 中の水は抜けてます
今から 50年近く前の製品なので 当然っちゃあ 当然でしょう
これを使っていた当時は 部屋を薄暗い間接照明でJAZZレコードをかけて 大人の雰囲気に憧れていましたね
暗い部屋の中 このストロボの明かりが ぼんやりと灯っていたのが好きでしたねぇ。
この SOLID-5 最大の魅力といってもいいでしょう このスピンドルです。
実はこのスピンドル グリス式なんですね。
当時 市販されていた多くのターンテーブルは オイル式でした。
このグリススピンドルならではの ワウフラッターの解消 S/Nの向上は素晴らしいモノがあります。
今回は分解してませんが 軸部を分解してみると かなり精度の高い技術で造られているのがわかります。
廉価製品と言えど さすがマイクロ精機なんです。
いやぁ~~。 なんだか懐しいなぁ~。
これ しばらく自分で使おうかなぁ