こんにちは ナックオーディオ中村です。
今日は朝から JAZZ を流し続ける一日だった。
 marantz PM-17SA をご成約いただき、その出荷前のランニングチェックが目的です。
 よほど急いでなければ12時間くらいは連続駆動させるのが確実で良いと思っています。
 特にアンプのような発熱機器は長時間にわたるコンディションを見て判断したい。
 そして、そのランニングチェックを職場のBGMにする事は多い。
商品が売れる度に思うのが 「娘を嫁に出す父親」の心境だ。
 「ちゃんとお役に立ってこいよ!」「元気でな!」「いつでも帰ってこいよ!」
 うれしいやら、悲しいやら、良くわからない感じでw
 あくまでも仕事で扱う「商品」であることは分かっているが、一度は何かの縁で私の元にやってきた「出会い」でもある。
 私の手から離れていくことはいささか寂しくもある。
 そうは言ってもww 仕事ですのでねぇ~
marantz PM-17SA 現行モデルよりも一世代前のシリーズモデル
 コンパクトなサイズなのに、シャーシ中央にはめいいっぱい大型のトロイダルトランスを搭載させている。
 ハッキリ言って 私の好きなセンスのアンプだ。
音作りにクセはなく、アンプに個性を求める方には面白味は少ないかもしれないが、国産らしい生真面目さを感じる。
 大型のトロイダルトランスの効果だろう、小音量時の「ゆったり」とした鳴りが心地よい。
 不自然なラウドネスとは違った「静」の表現が出来ている。
 エントリークラスであるこの PM-17SA だが さすがマランツの長年のアンプメーカーとしての実績を感じる。
今日は手持ちの Rogers 3/5A 組み合わせてみた。
 毎回、このようなチェック時には「何を組み合わせようかなぁ~♪」と楽しいw
 ケーブルなんか真剣に選んじゃったりもする事もあるw
 こういった時に大抵は「王道」の組合せよりも 意外な組み合わせを試みる事が多い。
 動作のチェックをするのが目的で 「いい音」 を目的とはしていないから気楽に実行できる。
 そして中古オーディオである以上、在庫商品に定期的に電源を投入してやることも目的である。
 まぁ、ある意味 中古オーディオ屋 としての職権乱用的な楽しみみたいなもんです。