貴重 DUAL 1219 フルオートターンテーブルがあります

こんにちはナックオーディオ中村です。

ゴールデンウィークもいよいよ後半になりましたねぇ~
今日明日と天気も良いそうなので、お出掛けされている方も多いんじゃないでしょうかねぇ
テレビのニュースでは高速の渋滞45kmなんて言われてイライラされている方も、くれぐれも事故だけにはお気を付けくださいね

私の住んでいる練馬にはツツジが非常に多く植えられているので、毎年この時期はとてもキレイいです。
今年は4月の後半に異常な暑さもあってか、例年より早く咲き始めているようですがねぇ

今当店には DUAL のフルオートターンテーブル 1219 があります。
以前私も個人的に 1229 を使っていたこともあって、このDUALというメーカーにはちょっとした思い入れがあります。
まぁ、性能の優劣はまづ置いといて、、この雰囲気がとても洒落てますよねぇ。
サイズもかなりコンパクトで、ラック設置して使うよりブックシェルフ設置がカッコイイ感じです。

スタート/スイッチとフルオートのサイズ切替があります。7インチと12インチの他に10インチがあるのが泣かせます!
リフターはメカニカル機構になっていますので、下降速度は多少早くなります。

33/45rpm の他、当たり前のように78rpmがあるのが泣かせてくれますねぇ
SP版をフルートで聴けるなんて、かなりマニアックでしょう。

ピッチコントロールも良好で、調整位置もほぼ真ん中で定速安定です!
この感じが程度の良さを伺えます。

テーブルシートも目立ったゴム劣化もなくて良いコンディションですねぇ
Garrard や Thorens 等はじめ、ビンテージモノのターンテーブルのシートは劣化に悩まされることが多いんですねぇ
中央のプレートに若干キズがあるのはちょっと惜しいです

アームはパッと見オモチャっぽいですがw
針圧調整とアンチスケートの他m不思議な切替スイッチが??
アーム付け根の切り替えは、メインシャフトが上下します。
実はDUALはただのフルオートターンテーブルではないんですねぇ

パッと見「なんだこりゃ?」と思わせる絵図ですが。。。
実はレコード盤を積み重ねて「連奏」できます!
一枚のレコードの演奏が終わる度に、パタン、パタンとレコード盤が上から落ちてくる仕組みがあるんですねぇ
私も初めてDUALのターンテーブルを知った時はかなり笑いましたがww

プラッター中心はスピンドルの軸ではなく、ただのキャップになっていて簡単に外れます。
そして付属のシャフトを差し込んでレコードを積み重ねて設置します。
詳しい情報は確認していませんが、5枚は連続再生できるようですねぇ。人によっては8枚まで可能なんて言われています。
驚くのは、フルオート機構に加えて、この連奏機能まで全て機械式で動いているということでしょうねぇ
最近の機械類は全てセンサーで感知してプログラムで駆動させるのが当たり前ですからねぇ

カートリッジには SHURE V15 typeⅢ が付いています。
この V15 typeⅢ は SHURE が OEM でDUAL に提供していたモノなんですねぇ~
へぇ~~ って感じです。
本体自体は通常の V15 typeⅢ と同じですが、ケースが DUAL 専用のシェルにネジ不要で取り付ける事が出来るんですねぇ
もちろん取り外して一般のシェルにもつかますが

この専用のシェルってのがちょっと厄介で、指掛け部をアーム付け根側へ動かすと外れます。
そんで、この専用シェルってのが中々入手困難なんですよねぇ

現状は SHURE V15 含め 計3個ありますので、3種類のカートリッジが楽しめます。
何とかしてリード線も変えたいところですねぇ

ダストカバーの色がとても雰囲気ある色でいいですねぇ
しかも目立ったキズも少なくかなりキレイですよ

以前持っていたDULAはキャビネットの色が白い珍しいモノだったんですよねぇ
今回のDUAL 1219はかなり落ち着いた雰囲気でモダンでカッコイイ感じです。