DSD音源!デジタルの進化とハードは?TEAC UD-501 DAC

こんにちはナックオーディオ中村です。

桜の花弁もすっかり落ち、緑の葉が少しずつつき始めましたねぇ。
お花見ムードも終わりでこれから暖かくなるいい季節ですよねぇ。
今日明日と天気も良いので、行楽でお出掛けされる方も多いんじゃないでしょうかね。
私はと言うと、そんないい日頃に朝から出張で都内をグルグルしてます。。

そして、今日お目見えしたのは TEAC UD-501 です。

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これはちょっと面白いですねぇ。
TEACさんがここにきて、このスタイルで実力を発揮してくるとは予想外でした。

この TEAC UD-501 ってなに? ようは USB 入力を搭載した DAC です。
しかし、この UD-501 は最近ありがちな PCオーディオ向けの安直なUSB DACとは一線を画す作りです。

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背面のインターフェイスを見てみると
デジタル入力が 同軸2系統、OPTICAL光2系統、USB 1系統と
そしてアナログ出力に RCA と XLR があります。
さらに、オーディオの基本回路として電源から各オーディオサーキットまで完全デュアルモノラル設計です!
これって本気でピュアオーディオに参戦してますよねぇ。
やるなぁ TEAC!

そして、一番グッとくるのはっ!
何と言っても DSD(DSF・DIFF)5.6MHz と ハイレゾPCM384kHz/32bit に対応してます!
DSD音源!! ついに1bit音源をデジタルで管理できる時代になったんですねぇ!
ようは、SACDフォーマットをPC1台で大量に貯蔵できるってことです! すげぇぇ~~!

とは言いつつも。。。。。
実は。。 私、、オーディオ屋として恥ずかしながらまだ DSD音源 って自分で再生させたことが無いんです。。。
話題になって気にはしていましたが、これが再生環境になかなか飛び付けなかったんですよねぇ。

DSD音源再生 = PCオーディオ という今の現状ですし。。。
オーディオ機器メーカーは今後の高音質メディアの行方をただ注視しているだけで、一向に「オーディオ機器」として出してこないんですよねぇ。。
DVDオーディオやSACDのハード先行を恐れているのでしょうか?
まぁ、そもそもレコード配給会社が CDが売れない現状もあってか、音源自体の販売方法を迷走しているのもありますが。。 著作権絡みとかいろいろあるんでしょうけど。。

そして、LINNのDSシリーズを筆頭に現在世に出回るネットワークオーディオ機器はハイビットのPCMフォーマットを中心としたハイレゾ音源を「最高音質」と位置付けてしている感もあり、1bitのDSDフォーマットは完全無視しているようにも見えるんですよねぇ。
散々SACDを推し進めてきたあの時期は、、一体何だったのでしょうかねぇ。。
そして、実際オーディオ機器メーカーもPCの対応力の速さには着いていけないのかなぁ。。。 なんて思ったりします。。

例えば。。。。
極端ですが LINN の KLIMAX DSM ¥2,400,000 より 安いノートPC+TEAC UD-501 の方が高音質だったらどうしますか?
演算上の数値だけでは DSD音源やPCM384kHz/32bitの方が音質に有利ですから。。。。
とは言っても、一貫して DAC ってのはトータルで演算数値が全てではないんですがね。。

そんなデジタルフォーマットの進化とオーディオ機器の今後の行方を考えています。

早速に e-onkyo さんで DSD音源のサンプルをゲットして試してみましょうかねぇ~♪