次世代オーディオを考える B&W A7 AirPlayスピーカー

こんにちは ナックオーディオ中村です。

2014年もいよいよ残すところあと3日です!
いやぁぁぁ~~。
毎年の思う事ですが。。今年もあっという間に過ぎていきましたねぇ。
いろいろあったような?? 何も無かったような??
12月に入ってから、当店は割とのんびりムードだったので「今年は穏やかな年末かなぁ」なんて思いきや!
後半は急にバタバタと。。。
やはり年末はいろいろと忙しくなるもんですねぇ。

今日はもう正月休みに入られてる方も多いのではないでしょうか?
私は明日の30日までありがたく働かせていただきます。

さて、そんなバタバタした年末の中、B&W A7 AirPlayスピーカーがやってきました。

この AirPlayスピーカー
取り扱い店舗では、どんなもんか知ってはいましたが、実際に当店で扱うのは初めての事です。
まずはこの B&W A7 がどういうもんなのか、見ていきましょう。

外形寸法 W360 × D160 × H220 mm  本体重量 約 5.7㎏
ティッシュペーパーの箱を2段重ねたくらいの大きさです。

見た目は「オーディオ機器」と言うよりも、デザイン家電にありそうな加湿器、空気清浄器といったイメージです。
PCの脇に置いてあったらシュレッダーと間違えてしないそうな形状です。

B&W という一流スピーカーブランドですから、どんなユニット構成なのかは気になりますよねぇ
内部のユニット構成はこんな感じらしいです。
基本2wayのステレオ構成にサブウーファーを1基真ん中に鎮座させています。
ツイーターにはお約束のノーチラスチューブも使われています。

上面はステンレスのマシン仕上げ
デザインチックな印象が強いのはこの面のシャープな感じからでしょうね。
ちょっと B&Q 的な感じもします

背面にもネットが張られています。
バスレフポートはウーファーユニットの真後ろに配置されています。
このバスレフポートは過去のB&Wスピーカーと共通のデザインを採用しています。

インターフェイスはLAN接続ポート、USB、AUXとしてミニピンとなります。
Wi-Fiを有効に使う為のスピーカーですので、わざわざLAN接続させる人は少ないと思いますし、USB接続としてPCオーディオを構築する人もいないでしょうねぇ。
でも、驚いたのはこのミニピン端子は通常のアナログミニピンに加え、OPTICAL光デジタルミニピン端子にもなっています。
と言うことはDACも内臓しているという事です。
96kHz/24bitへのアップサンプリング機能DACを搭載している模様。ほほぅ~~。

一応本体リモコンが付属しますが、iPhone/iPadやPCから直接操作できるので、頻度は少ないかなぁ。
電源もオートON/OFF機能になっているので、使うとすれば外部入力の切替くらいかなぁ

さて。。。
この AirPlay なるシステム。。。
Apple による AirMac Express の延長版といった感じです。
ようは PCを中心として様々なメディアと繋がることを目的とした AirMac Express を iOSアプリ操作を基準に考えた仕組みになっています。
このB&W A7のセッティングも「セッティング専用アプリ」が用意されていて、AirPlay環境に複数台追加することも可能になっています。
これって、冷静に良く考えたらすごい事ですよねぇ。
スピーカー配線が一切必要ないって。。
まぁ、電源ケーブルはどうしても必要でしょうけど。

いやぁぁ~
しかし、ここ数年のワイヤレス化は目覚ましいものがありますよね。
この AirPlay に限らず、2.4GHz帯を利用するBluetoothを使ったワイヤレスシステムもいろいろ出現しています。
機器の電源供給もBluetoothを介して可能になる技術は既に開発段階にあるようなんで、バッテリー技術とクラスDアンプの技術が進化すれば、電源ケーブルも不要な「ホントのワイヤレス」化が実現しそうですねぇ。
もしホントのワイヤレス化が現実になれば、店舗等の音響設備はすべて置くだけになるので便利になるでしょうねぇ。

しかし、ここまでデジタルが進化すると、レコード針のスタイラスを掃除して、接点を磨いてる私のような人間はどうなってしまうのだろうかと。。。。