自作する電源ケーブル BELDEN#9998-16AWG

こんにちは ナックオーディオ中村です。

昨晩は大阪にも初雪が降ったりと。。。 いよいよ冬が始まった感が漂い始めましたねぇ
ここ東京も昨晩から冷え込み方が冬を思わせる 底冷え 感があります。
冬の苦手な私には堪える季節となりましたが。。。

まぁ、そんなこと言ってても仕方ないのでねぇ。
今日もゴソゴソと事務所で働いております。

昨日、新入荷でご紹介させていただいた OYAIDEオヤイデ電気のF1プラグを見て
「備品の電源ケーブルが少なくなった」ことを思い出しましたよ。

朝から事務所の棚にゴロゴロ転がってるケーブルやプラグ類を漁って、ケーブルでも作るかなぁ と。

出てきた材料で

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ケーブルは BELDEN #9998 3芯の 16AWG
前から一度試してみたいなぁと思っていたケーブルです。
インレット/コンセントのプラグには米国MARINCOマリンコ社製
高級でもなく 所謂アメリカでの一般的なホスピタルグレードです。
業務上、必要以上にメッキ加工していない方が何かと都合がいいので、ブレードは無メッキ
それとメッシュチューブとSUMIチューブ

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自作ケーブル派の人の多くが好むBELDENの#19364で、私も以前は良く使っていたしました。
最近では一連の規正法で取り扱う業者も減ってるのと、過度な値上がりもあるので必要以上にストックすることもないですねぇ
この#9998もお客様からの頂き物で、前々から試してみようと思っていたので丁度良かったんですねぇ
長さも 220cm でイイ感じなんでねぇ

シースを剥くと なんとも違和感あるくらいゴツイ4本のセパレーター材が入っています
PPP材かなぁ たぶん
まぁ、ケーブル間の電磁的緩衝を避ける意味ではすごく有効だと思いますね
グラスファイバーの糸が一本ヒョロっと混じってるのがなんとも不思議ですが
良いケーブルの予感がします。

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アキバあたりでよく見かける普通のメッシュチューブです。
怪しい柄だったり、派手目な色も過去いろいろ使いましたが、最終的に一番落ち着くのが、この普通の黒です。
見た目がちょっとカッコ良くなるのと、ケーブル同士の絡みを抑える為に使いますので、あまり高価なモノは必要ないかなぁ

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メッシュを通して、末端を収縮チューブの定番「SUMIチューブ」で止めます。
この収縮チューブは絶対SUMIチューブがイイです!
いろいろ安い物からそれなりのモノも試しましたが、仕上がりと引き締まり具合が一番しっくりくるのは、やっぱりSUMIチューブです。

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マリンコのプラグはなんといっても使いやすい!
個人的にはFURUTECHや松下(明光社)のプラグも嫌いではありませんが
何と言っても、とても作りやすいんですねぇ
アメリカ人らしい効率の良いできです。
ケーブル固定時にもう一歩締め込みたい感はありますが。
12mm以上の太いケーブルを使う場合は、クランプ部のブラケットを外します。

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ケーブルを留める際に、接点にカーボン入りのコンタクトオイルを塗布しておきます。
これで音が変わるってことは本質的にありませんが、接点の劣化を軽減する意味は大きいです。
余談ですが、、このカーボン入りのコンタクトオイル、異常に臭いんですww 毎回泣けてきます。。

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以前アキバをふらついていた時に大量に見つけたフェライトコアです。
OA機器の廃材からの取り外し品かなぁ
太さもちょうど良いので使っておきます

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作業すること30分程度 完成!

おお、黒がカッコイイですねぇ

いつかナックオーディオでも厳選材料のオリジナルケーブルを出したいんですけどねぇ