こんにちは ナックオーディオ中村です。
ここ最近の天気ってのは なんだか訳がわからない感じがして 少し怖いですよね。
今日の東京は 午前中は「真夏」って感じのギラギラ蒸し暑い陽気だったのですが
午後になったら急に風が吹き始め、雹(ひょう)がバタバタと降り始めたりして
しかも その雹が けっこうなデカさ
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線状降水帯やら ゲリラ〇〇〇 ここ数年では よく耳にする言葉になりましたね。
そして 気になるのは 今も 捜索活動、復旧活動 に追われている熱海の土砂災害
土石流が勢いよく流れてきて 一瞬で家ごと流されてしまうあの映像は かなりショッキングでした。
地元の方は今でも 強い雨が降ると怖い思いをしていることでしょう。
今回の惨事で ご不幸に見舞われた方々 被害に会われた方々には 心よりお悔やみ申し上げます。
また 今も続く現場での 捜索活動 復旧活動 一日でも早く打開出来る事をお祈りいたします。
さて そんな なんとも不安定な天候ではありますが
今日見て見るのは AURATONE(オーラトーン)5Cシリーズの「珍品」です
![](https://nack-audio.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/07/01-1.jpg)
AURATONE(オーラトーン)5C と言えば 3年くらい前に 5C Super Sound Cube として「復刻」発売されたのが少し話題になりましたね。
AURATONE(オーラトーン)5C と言えば U,S,スタジオモニターとして知名度も高く、世界中にマニアがいるマニアックなモデルです。
70年台~80年台のアメリカの録音スタジオミキサーの上には このキューブがよく乗っかってる風景があります。
主には70年代の初期モデル(の 前期/中期/後期 いろいろ)が人気で 程度の良い個体では なかなか入手も困難で 相応にお値段も高くなっています。
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そして 今回当店にやって来たのは 謎のモデル! AURATONE Ultra Sound CUBE 5C
日本でよく見かけるのは 80年台に入ってからのモデル エンクロージャーの板材が厚くなり ユニットのマグネット部にカバー(防磁シールド)が付いたモデル(VIDEO-SHIELD)が多く流通しております。
と 一言で言っても 5Cシリーズでは 初期からのフルレンジ一発モノ~2wayのモデル、紙エッジ~ウレタンエッジ~ラバーエッジ等々 様々なモデルが存在します。
そして 一部のモデルは日本ではモデル公表されずに純粋に「業務モニタースピーカー」として流通していた「謎のモデル」もいくつかある事も確認されています。
その「謎のモデル」の一つが 今回当店にやってきた AURATONE Ultra Sound Cube
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モデル記載には「5C」の文字は入っていませんが 5C系の血統モデルなのは間違いありません。
そして 調べても まったく詳細がわかりません。
本体のサイズでは 80年台後半の 「5PSC」 とほぼ同じ
その中でも 5PSC PRIMO SOUND CUBE というモデルに使われているラバーエッジのユニットに形状が似ています。
しかし センターキャップ部が もう少し古風なコーティングされてない紙質の「武骨」な感じです。 キャップだけ見ると初期モデルに似てます。
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そして、決定的な大きな違いは 背面にバスレフポートがある事です。
一部の2wayモデルではバスレフが付いたモデルはありますが、フルレンジ一発のモデルでは基本的に「密閉型」を頑なに貫いていたシリーズです。
なぜ ここへきて このモデルだけ「密閉型」をやめたのか。。。。。
ここまでで よくわからないままなので
とりあえず ユニットを外してみます。
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見た目で 80年台後半以降のユニットです。 ロットのシールは貼られてますが メーカーやモデル、生産国等の詳細は一切ありません。
また、内部に使われている「綿」材が比較的新しい感じからして90年台に入ってからの新しいモノかもしれませんね。
80年台のモデルって 内部綿材が 確か黄色くて なんかチクチクする系のガラスウールのような感じだった気がしたんで
こういう白いナイロン系の綿を入れてるのって 90年台以降だと思います。
う~~~ん
AURATONE Ultra Sound Cube 結局 よくわからないままで。。。
程度自体はキレイで良好なので 少し時間がある時にでも じっくり鳴らしてみようかと。。