こんにちは ナックオーディオ中村です。
今日ご紹介するのは audio pro AVANTO FS-20
新品ペアで ¥100,000 程度のリーズナブルなトールボーイスピーカー
ユニット構成は 2.5cmソフトドームツィーター / 13.3cmスコーカーx2 / 20.3cmウーファー
エンクロージャー側面にウーファーユニットが設置されているのが特徴的です
audio pro と言えば Imageシリーズのピアノブラックデザインが思いつきますが
外装はビニールレザーとウッド調フィルム仕上げ
パッと見では 価格以上の高級感がありますねぇ
同シリーズでセンタースピーカーやサテライト用小型ブックシェルフもリリースされています。
さて、価格やら見た目やらも大事ではありますが、当然「鳴り」はどうなの?ってことですよね。
簡単に総評で言えば、価格を上回る仕上がりにはなっている気がします。
中域~高域にかけてはまずまず申し分ない解像度と歯切れの良さが好印象
定位が見た目以上にモニター調の手前に感じるのに少し違和感があったが、音源により耳馴染みがある
気になったのは低音域だ
ユニット自体の出音(音)事態に不満があるというより、エンクロージャーとのマッチングが気になった
「ん??箱鳴りか??」と感じたのが第一印象
音圧や音質云々はともかく、まず「キレ」が悪いと感じた。
なんだかブーミーでスピード感が無い。
エンクロージャーに対してこの径のユニットは堪え切れてない感じがする
実際に箱自体も ちょっとお音量を上げると鳴りが気になる
「う~~ん」なんか腑に落ちない。。。
バスレフの穴をぼぼ密閉に使い状態に塞ぐと あら不思議
ブーミー感があった低域がちょっとタイトにキレが出始めた 音圧も申し分ない
そして 設置に大理石ボード + スパイクインシュレーター に
低域の「もったり感」が薄れて 中域~高域の定位が落ち着いた印象
おお なかなかよくなってきた~
う~~ん
しかし、まだ低域が何か物足りない。。。。
簡単な設置対策では限界を感じてしまう。。。
これ、端子~ネットワークを改造して、バイアンプで鳴らせばいんじゃねぇ??
もし売り物じゃなければ 一回試したいところだなぁ
そんな感じで 価格以上に遊べる(試せる)スピーカーです
腕試し いかがでしょうか?