こんにちは ナックオーディオ中村です。
今日でゴールデンウィークも終わりと。。。
明日からまた仕事へと、考えると憂鬱になってしまっている方もいるかもしれませんねぇw
最後の休日はゆっくり自宅で音楽鑑賞がイイでしょう!
ゆっくり、ゆったりと ピアノソナタを聴きましょう~
フジ子・ヘミング~ノクターン第2番/ショパン
ショパンの名作「OP.9-2」
この曲に後付けのタイトルはありません。
こんなにも有名な曲なのに。
Op とは「オーパス」と呼び 作品番号の名称です。
9-2は作品番号になります。
有名なショパン作品の「英雄ポロネーズ」や「幻想即興曲」「子犬のワルツ」なていうタイトルも、本人が付けたタイトルではなく、出版後に誰かが付けた愛称で、正式には「Op.○-○」という曲番号があります。
私も仕事の合間によくYOUTUBEを見ていますが
音質云々は置いといて、現在のアーティストの感性を割と手軽に知ることができますよねぇ
実は、。
フジ子・ヘミングのショパンは、私はあまり好きじゃなかったんですよねぇ
まだ、若かった頃のフジ子・ヘミングの音源しか知らなかったのかもしれませんが。。
なんつうか、ショパンらしさっていうか、女性独特の感情の起伏みたいのは良くわかるのですが。。
もっとこう。。内面の苦痛を押し殺して「美」の表現をし、自分の中の憎悪を反転させて音を出すような。。
そう言った内面的な「苦痛の叫び」と「感情の解放」みたいなのが全然感じることができなかったんですよ。
彼女のピアノに。。
もちろん数々のコンクールでタイトルを手に入れきた超一流ピアニストですので、テクニックやメロディー表現は超一級品だとは思うのですが。
どうしても若かった頃のフジ子・ヘミングのショパンには納得できなかったんですよねぇ。。
でも、年を重ね、「イイばあさん」になった彼女のショパンを聴いてみると。
「う~~~~~ん~~。いいなぁ~~」って思えるんです。
なんだろう、彼女のたどった人生の深さがとても美しく出ている感じがします。
この Op.9-2 pような単純な曲の方が、より一層感じることができます。
フジ子・ヘミングが新たにショパン集を出したら、すぐ買いますよ。
クラシックをお好きな方なら同じようなことありませんか?
世界的に評価が高い演奏家、アーティストでも。どうも自分の感性とは合わないと思ったことが。。
昔、「どうも自分の感性とは合わない・・・」と思ったアーティストの作品も現行音源を聴いてみて欲しいです。
歳を重ねる事に、その感性が磨かれ、表現力が豊かになっているはずです。
もちろん、演奏する側だけでなく、受け取る側の感性も磨かれているはずですので。
「イイ音楽をイイ音で聴きたい」
オーディオに高音質を求めるのも大事ですが。
音楽作品を受け取る側の「感性を磨く」ってのも音楽を聴く上で大事ですよねぇ