SME 3009 プロトタイプ エラスティックカップリングラバー交換

こんにちは ナックオーディオ中村です。

いよいよ関東も梅雨入りと発表されましたよ。
なんか、例年より感じがしますよねぇ。
今日も朝からどんよりとした空で、霧雨の東京です。

今日はちょっと時間があったので、ずっと放置してきた SME 3009 プロトタイプ の修理でもしてみようかなと

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「エラスティックカップリングラバー」
なんか言いにくいパーツですww  ようはアームパイプとウェイト部のパイプをつないでいるゴムです。
3009/3012のS2には「お約束」とも呼べる経年劣化パーツです。

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とりあえずは、千切れてしまったラバーを取り除かないと交換できません。
ドライヤーやヒートガンで温めてみましたが、簡単に取れそうもないので、精密ドライバーやニードルを使って地味にコリコリと取り外しましょう。
ゴムが経年により硬化していて、ぼろぼろと千切れてきます。

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アーム側も同様ですが、ナイフエッジ付近には配線と、小さなグロメットゴムがあるので、多少気を付けてゴムを取り除きます。
パイプ内部は多少傷つく分には問題ありませんが、あんまり派手にドライバー等でこじったりすると、パイプを変形させてしまう事もあるので、気を付けます。

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劣化したゴムを取り除くと、真鍮製の心棒が出てきます。
以前SME S2の修理をした事もありますが、この心棒が太いです。

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交換する予定で取り寄せておいたエラスティックカップリングラバー
3009/3012 S2 用のモノです。
当然ですがこのプロトタイプ用のエラスティックカップリングラバーなんてありませんので。
実際使えるかどうかわかりませんでしたが、無いよりましだったので、一応取り寄せておいた次第です。

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とりあえず、サイズが合うかどうかはめ込んでみました。
アーム側もウェイト側もハメ込みには問題ありません。窮屈具合もちょうど良い感じです。
本止めはボンドを使用します。

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そして、問題なのが 取り出したこの真鍮製の心棒です。
明らかに太すぎます。
ノギスで簡単に測っても 心棒は4.1mm ラバーの中心径は 約3mm
さぁ~~て どうしたもんでしょう。

近いうちにハンズにでも行って、真鍮製の丸棒を探してきましょうかねぇ
たしかアキバにもいい材料屋さんがあった気がするなぁ

そんな訳で 今日はここで終了です。。。

次回は完了する予定ですが。。 どうなることやら。。