これはいいかも!SUNVALLEY サンバレー SV-192PRO D/D D/A コンバーター

こんにちは
ナックオーディオ中村です。

気が付けば もう12月。。。。
ああ 今年もあっという間です。
ついこの前まで 年が明けて 桜が咲いていたような気がしたのに もう年末だなんて。。
歳を重ねるごとに時間が短くなってくるって このことなんでしょうねぇ。。。
さぁ ぼけぼけしてないで  今年の残り時間もぼちぼちやっていきましょかねぇ

今日ご紹介するのは SUNVALLEY サンバレー SV-192PRO D/D D/A コンバーター

「ザ・キット屋」 と言えば真空管アンプ好きな方や「秋葉オーディオ」好きな方なら知ってると思います。
その「ザ・キット屋」を屋号に持つメーカーが SUNVALLEY サンバレー さんです。
愛知県刈谷市に本社を構えておりますが、秋葉にある取り扱い各店や通販がメインだと思います。
真空管アンプ=「ビンテージ」や「高価」 というイメージではなく
比較的 良心的な価格で「より良いもの」的な商品が多く、真空管アンプの「入門」としてはかなりオススメなメーカーです。
私もその昔、「自作アンプ」のデビュー作はこの ザ・キット屋 の製品でしたんでww


今回入ってきたのは SV-192PRO D/D D/A コンバーター
面白いのはDAC部のバッファに12AU7(ECC82)が使われております。
通常 DAC等では S/N を競う傾向がある為、いくらバッファとは言え真空管を使うことは稀でしょうね。
しかし、最近ではスマホと接続する 真空管とデジタルのハイブリッドアンプ なんてもの流行っていたりするんでね
フルデジタルのハイスペックなのが必ずしもイイってわけじゃなさそうですね。

今回の SV-192PRO には powered by M2TECH とあります。
実は私も個人的に M2TECH の製品を愛用しており、
Hi FACE EVO と EVO Clock を使用しております。
これは PCオーディオ用にと D/Dコンバーター を考えていたところ、実力と価格に納得して使っております。
もともと PCそのもののデジタル自体がオーディオには不向きだと、いろいろ考えた結果結論付けたので
PCオーディオにはD/Dコンバーターが必要だと
PC本体のデジタル出力の改造も考えましたが、やはり外部に独立したD/Dコンバーターを置くのが無難に正解だと思いましたね。
まぁ。その話はまた今度にでも。

とりあえずは
早々にハイレゾの192kHzをぶっこんで試してみましょう。
いろい鳴らした訳ではありませんが、一聴した印象としては「クリヤー」さがある。
LINN MUSIC のマスターをいろいろ聴いてみたが
ハイレゾらしい「クリヤー」さが心地いい印象ですねぇ
M2TECH の外部クロックも試して、音質の変化をチェックをしてみます

この見た目的に真空管を見せていたり、わざわざVUメーターを付けたりと、「アナログ感」の演出とのギャップが余計に
クリヤーさを思わせのかもしれないなぁ
実際にDACに真空管をバッファ使用していても、特に「管球らしさ」はあまり感じないが、音源によっては多少音に「ツヤ」を感じるのかなぁ って感じです。
現在設置されている 12AU7 は 中国製なんでしょうから、ちょっと変えてみたいですねぇ
TELEFUNKEN か Mullard がその辺に転がっていたと思うんで
あと 真空管がみょうに明るく光っているのは LED が仕込んであるからですよ
もし 12AU7 がこの明るさで光っていたら 火事になりますので

背面インターフェイスはとても豊富です!
デジタルIN デジタルOUT アナログOUT 共に XLRまで備わっているあたり、本気度を感じます。
モデル名に「PRO」を付けたり、別売りでラックマウント用のブラケットを用意したりと
本体価格 ¥151,200 とは思えない感じですねぇ
よほど「でき」の良さに自信があったのかもしれませんねぇ

今どき最先端のハイレゾ 384kHz / DSD あたりを念頭に入れている方には物足りないかもしれませんが
96kHzで十分でしょ~ って方にはかなりオススメ。
または、ちょっと個性的な 44.1kHz PCM用のアップサンプリングDAC をお探しの方にもオススメですよ。