こんにちは ナックオーディオ中村です。
最近お客様のところへお伺いすると「ブログの更新が遅い!」とお叱りを受けます。。。
う~~ん マメに更新しようと思っているのですが。。。
しかし、このブログが意外と読まれていると思うと、なんだか少し恥ずかしい気もしますが。。。
まぁ、ぼちぼち小ネタを書いていきますので
こんな感じでよろしければ今後ともお付き合いくださいね
今日は SME のロングアーム 3012-R がやってきましたよ。
前オーナー様は購入して試用的に短期間使って 長らく保管状態にあったというお品
付属品もほとんど使っていない状態
保管状態も良かったのでしょう 箱までキレイです
過去中古のSMEは何度となく扱ってきましたが ここまで程度の良い「中古品」ってのは中々出てこないでしょう
SMEトーンアーム
祖先はプロトタイプからSERIESⅡのリリースにはじまり、Improvedや特定モデルの限定なんかも数々のアームがあります
現行モデルのSMEアームに関してはSeriesⅴ以外のモデルは正直あまり詳しくないのですが。。。
やはり、この末尾「R」のモデルが一番人気と言ってもいいと思います。
何と言ってもメインウェイトの調整がアームエンド部で簡単に調整できてしまうのは、複数のカートリッジを使い分けている方にとっては
なんとも使い勝手がいいんです。
そして、前モデルとなるSeriesⅡ(S2)との大きな違いとなるのは、ナイフエッジ部が金属からナイロン樹脂性に変更されたことでしょう
(一部の「PRO」として存在するモデルでは金属性のモノもありますが)
この樹脂エッジについてはSMEマニアからは賛否両論あります。
「トレースレスポンスが悪くなった」「音作りのエッジがぼやける」など言われる方もいれば
「音作りの密度が上がった」「軽針圧カートリッジのトレース精度が上がった」等々。。。
また、アームパイプの素材の肉厚がS2より厚くなったなんて言われていますが、どうなんでしょう
リフター部のケースが黒いタイプ
詳細は不明なんですが、製造終了前の最後期あたりのモデルではリフター部が黒いモノが多いようです。
限定のGOLDモデルなんかでもトーレンス経由で扱われたタイプではケースが黒いモノも存在しますねぇ
う~~ん 結局のところ良くわからないのですが。。 恐らく最後期あたりに製造されたモデルだと思います。
SeriesⅡからのこの末尾に「R」が付くモデルは「新しいモデル」イメージがあるのですが
製造時期は80年代半ば~90年代初め頃
気が付けば20年以上前のモデルとなっているんですねぇ
しかしやっぱりロングアームはカッコイイ!
しかも程度も極上ってことで 最初見た時私が欲しいと思ってしまったくらいなんですよねぇ
こんな事言うのもなんですが。。。 販売するのもちと惜しい感じなんですけどねぇ