こんにちは ナックオーディオ中村です。
ここ東京も午後から蒸し暑く、いよいよ夏が近づいているのかなぁ と思わせる陽気です。
中部~近畿等では真夏日なんて言われていますが、季節の変わり目には体調を崩さないように気を付けてくださいねぇ
今日はちょっと前から手を付けていた SME 3009 プロトタイプのカップリングラバーを補修してみましたよ。
前回は劣化したゴムをキレイに除去したところで終わっていました。
そして、バラしてわかった課題が、芯の真鍮製の軸が大きくサイズが異なったことです。
取り寄せておいたカップリングラバーはS2(Series2)用のモノで 3009/3012 のショート/ロング共通のパーツです。
アームパイプ内径に収められる事は以前より確認できていたのですが、心棒の径がここまで違うとは。。。。聞いてないよ。。
そこで、ちょっと東急ハンズまでひとっ走りで、φ3mmの真鍮製の丸棒を用意。
ホントは2.8mm位がちょうどなので、耐水ペーパーでシャコシャコと、、多少細く削ってみます。
長さはオリジナルより5mm程度長めに取っておきます。
ラバーを詰め込む時にズレるのが心配だったので、アームパイプ側/ウェイトパイプ側に問題ない長さが5mm程度です。
最終的にピカールで仕上げるまでしてしまいましたが、ここまでやる必要は無かったかもと。。
パイプにラバーを装着させる時に極々薄くボンドを使用します。
いろいろなボンドを試されている方もいるようですが、硬化後も軟化性のある塩ビ系の普通のボンドが一番イイかと思います。
基本的にはラバーの密着だけでもウェイトが支えられるようになっている為、完全にボンドで接着させる必要まではなく、細かなキズの隙間埋めと、ラバーはめ込む時の潤滑効果として使うだけです。
別途用意した真鍮製丸棒も調子よく、あっさりと装着です!!
ボンドの硬化もあるので本日はここまで~
ここから先は、クリーニングと並行してコンディションを見ながら組み立てていきます。
また、時間がある時にちょこちょこ進めていきますね。