DENON フラッグシップモデル PMA-SX1 を見てみましょう

こんにちは。
ナックオーディオ中村です。

いよいよ夏本番といった暑さが連日続いておりますねぇ。
ここ東京も37~8℃といった猛暑って感じで、職場のエアコンも限界な感じです。
ここ数年の夏の暑さは尋常じゃないので、くれぐれも熱中症対策は万全にしてくださいねぇ。

さて、今日は DENON の最上級フラッグシップモデルとなるプリメインアンプ PMA-SX1 がやってきましたよ~

まず パッと見で印象的なのは 電源スイッチ、ボリュームと入力セレクトしかありません。
非常にスッキリしていて 私は好きです。
過去DENONの作るプリメインアンプといえば、L/Rバランス、BASS/TREBLEトーンコントロール、ダイレクト切り替え等々。。
いわゆる「いらんもん」が沢山ありましたねぇ。
まぁ「いらん」と言ってしまえば人それぞれの好みなんですが。。
私はこのシンプルすぎるインターフェイスにとても好印象です。

本体外観ケースは アルミ削り出し による作り込みをかなり張り切っています。
しかし、なんでだろう。。。
下級モデルと大まかなデザイン性が変わらないせいか、その価値があまり伝わらない気もします。。

フェイスパネル中央に偉そうに鎮座する このボリューム
偉そうなだけあって アルミ削り出しで作られております。
バックランプの怪しい黄色い色も 結構好きです。

さて、今回の PMA-SX1 の前に、前身モデルとなるフラッグシップモデル PMA-SX の存在があります。
PMA-SX 2008~9年頃の発売モデル 当時価格 750,000円(税別)
PMA-SX1 2015年発売モデル 580,000円(税別)
前身モデルPMA-SXで採用されていた技術や高級パーツがどの程度引き継がれているのか、ちょっと判断しにくい価格の変化ですねぇ。

入力端子勢
ちょっと面白いのが、Phono端子が MM/MCで2系統あるってこと
なんでしょう、近年のアナログ人気を意識しているのでしょうねぇ。
う~~~ん どうなんでしょう。。

あとは、バランス入力のHot/Coldの2番3番がスイッチで切り替えできるってのは ちょっと面白い
海外のスタジオユース機なんかだと 当たり前のようにいまだに2番Hotですからねぇ

なんだか新鮮に見える スピーカーターミナルですねぇ
バナナ接続よりも、直接ケーブルを結線することを重んじた作りですねぇ
作りも良いし とても好印象です。

ふっ と見て驚いたのは 電源が2針だった。。
まぁ、下手に3針を構成して、アース環境をおかしくすることはないからいいかもしれない。
私も過去、お客様の使用環境のアーストラブルにさんざん悩まされた経験もある。
その時に「いっそ2針で使ってくれたら。。」なんて思うこともあった。
お客様の使用する環境を信用していないわけじゃないが。。。
まぁ、ホント たまにあるんですよ。 アーストラブルって。

私が一番残念に思ったのは このリモコン!
メーカーが「フラッグシップ」と銘打つからにはそれ相応の「モノ」でなくてはいけません。
ましてや 下級モデルのPMA-2000REと同じリモコンが付属品だなんて。。。
こういうところは、ちょっと。。やだかなぁ。。
本体上面や側面なんて、もうちょい手を抜いた作りでもいいから、リモコンはもうちょい高級で特別であってほしいなぁ

付属電源ケーブルは まぁ社外品を使うことも当然考慮しているのだろうから これで十分だろうが
本体が2針ってのは 少しケーブル選定のやる気を失わせるよなぁ。

まあぁ
ここまで 見た目でなんだかんだ言っておますが。。
肝心の音作りはどうなんでしょうねぇ
時間のある時に またご報告しますよ~