鹿児島よりオーディオ便りです~

オーディオ買取販売

ナックオーディオ 中村 です。

Mark Levinson No,390S CDP をご購入いただきました鹿児島県在住の N 様 よりこんなお便りをいただきました。
※一部抜粋ですので多少話が前後いたしますことをご了承ください。(ご本人様には了承済みですんでw)

********************************************************

オーディオとの付き合い

「求めている音は何か」を、今になって考えてみると、「何でもない音」と言えそうな気がします。以前、息子が「ますます何でもない音になって行くね」と言ったことがあり、その時は「ムッ!!」としましたが、今では聞いていても「何にも感じない音」が一番と感じております。
小型のスピーカーを、「ながら」で聴いている時が多くなって、そのような聴き方をするようになって来ていたのかもしれません。ですから、ラジオから流れるアナウンサーの声に何処かホッとしたり、流行歌は「ラジオのAM」が一番!などと、真剣に思ったり・・・
ですから、「どんな音が好みですか?」と訊かれても適切に表現出来る返事はできないでしょうね・・・。多分「さぁ~。何でもない音・・・ですかねぇ」と。
でも、音楽に浸っているのは大好きです。何でも聴きますよ、演歌とJ‐POP以外は。
最近では、テレビのドラマやスポーツ中継も、映像無しで良く聴いています。テレビは絵がないと意外と緊張感を楽しめますね。

我が家でのオーディオとの付き合いは、先に書いたようにお互いに深入りしないようにしています。システムに重心を置きすぎて生活に不自由があったり、生活のためにオーディオ機器の設置や導入を控えたりはしていません。新しい機器が仲間入りをすると、使い方や配置の相談が始まります。ですから、暫くは定着しませんね。
機器類をラックに納めていないのも、そのような結果です。

転勤族だったので各地で機器がふえましたが、各々思い出がかぶっており、邪険にはできません。ですから、機器の選択の要素に「顔(フェイスデザイン)」は重要です。いくら思い出があっても、不細工な顔とのお付き合いは、辛いものがありそうですよね・・・。

多くの真面目なオーディオファンにはとっては、不謹慎きわまる態度でしょうが、小生も若いころは真面目なオーディオファンでした。とりわけ、スペンドール BC-Ⅲ が、満足いく音や表現をしてくれなくて格闘していました。(この格闘だけは、今でも名残を残していますが・・)でも、歳を重ねるに従い上述のようになってしまいました。

これからは、新しい同居人(機器)が増えることは少ないでしょう。今の同居人達と仲良くお付き合いしていけたらと思っている、今日この頃の「オーディオライフ」です。

平成23年6月  鹿児島市在住  N 様

********************************************************

N 様のお部屋の写真もいただきましたので~

Spendor BC-Ⅲ を中心としたメインシステム
image
image
image

JBL 4428 / Zingali OCM-106Ⅱ を McIntosh で鳴らすJAZZ用サブシステム

image
image

N 様とは以前「Trigon TRE-50M」「Mark Levinson No,38L」等をWEB販売サービスにてご購入いただいてからのお付き合いで、N 様ご自身の「年齢相応のオーディオ感」「オーディオの思い出」等についていろいろお話させていただきまして。
私のような経年の浅い若造には勉強になりますねぇ。ホント。
N 様は若き頃のオーディオ全盛期の「高級輸入オーディオ」への憧れにはじまり、現在までオーディオ歴30年を超えるベテランのお客様です。私のオーディオ趣味の良き先輩でもあります。

年齢と共に肉体的な可聴帯域の衰えは確実にあり「聴こえる音」は変化するのは紛れもない現実なのですが、それとは別に「音」を受け取る側の感性が年齢と共に穏やかになるのが、最近の私にもわかるようになりました。
もちろん音楽センスと言うか、好みの音源も変化いたしますしねぇ。

N 様のお便りを読ましていただき、私も同じような思いを感じる事があります。
たま~に行く定食屋さんの話なんですが。決してキレイな店ではありませんwどちらかと言うと結構汚い店なんですww(そこのカニクリームコロッケがめっちゃうまいんですよw)
そこで流れているAMラジオの音が「妙に」いい感じなんですねぇ~
恐らく¥1,980程度で売られているラジカセですので、いい音質かどうかというと「論外」なんですがね、なぜかホッとするというか安心するというかw きっと今の私にとって「いい音」なんでしょうねぇ。
下手なBOSE101なんかでBGMを流されるよりよっぽど心に響くんですよねぇ~ 不思議と。

高音質 = いい音 = 心地よい音  では決してありません。

心に響く「音」はその人の価値観、人生観とともに変化し続けるんでしょうねぇ
終わりなきオーディオ趣味とは。。。。
オーディオ天国とオーディオ地獄は背中合わせなのかもしれませんねぇ~ww