こんにちは ナックオーディオ中村です。
今日は新入荷商品で掲載している EMI DLS529 通称:アビーロード・スタジオモニターを一日中鳴らしていました。
そんで、やっぱりビートルズの「Abbey Road(アビーロード)」を聴いてみましたよぉ~
せっかくビンテージモニターなんですから、どうやって鳴らしてみようか、いろいろ、あーだこーだと、、、。
オーディオ屋の特権的な至福の時間です。
とはいっても遊んでばかりもいられませんので、手っ取り早く構築できるシステムを繋げていきましょう~
プレーヤーは Thorens Prestige カートリッジは ORTOFON SPU-GTE中期 トランス内蔵のSPUです。
結局 丸針で芯のある音作りに一番説得力があるのって やっぱりSPUなんですよねぇ
フォノには SME の 名機 SPA-1HL 。
気が付けばこの SME SPA-1HL もビンテージオーディオに片足突っ込んだ存在ですねぇ
プリアンプは介さずに PAFのパッシブフェーダーを使いボリュームコントロール
パワーアンプには McIntosh MC275 GEC KT88 です。
一番時間を掛けて悩んだのが スピーカーケーブルだったりしますw
結局は WE のビンテージ線が一番落ち着くだろうと推測しました。
EMI DLS529
なんだかんだ言っても50年以上前に作られたスピーカーです。
どんなシステムを構築しようが高性能スピーカーではありません。
現代のスピーカーに比べれば解像度等に関しては足元にも及びませんが、何というか無骨なまでに骨のある音を感じます。
当時の録音に「合っている」感をものすごく感じます。
UKモニターもいろいろ聴いてきたつもりですが、TANNOYともRogersとも違う「何か」を感じます。
もちろんトータルの印象ではレトロジーなサウンドですが、何と言うか。。。。
うまく言葉にできませんが「イイ感じ」なんです。
すみません。ボキャブラリーが貧しくてw
こういった感想をお客様に伝えられないとオーディオ屋失格ですねぇw
とにかく やはり「ビンテージサウンド」ってのは理屈じゃなく 感じる 事なんだろうと、改めて思いました。