DIATONE DS-MA1 発見!

こんにちは。
東京都の中古オーディオショップ ナックオーディオ 店主 中村です。
今日は雨こそ降っておりませんが、なんとな~くジメジメとした蒸し暑い感じですねぇ
やはり梅雨なんですよねぇ~

本日は Pass Labs Aleph 0 をご購入頂きました 川崎市の I様宅 に納品させていただき、その時のお話です。

現在の川崎市の住居にご引っ越しされてからまだ日も経ってないた為、オーディオ専用のリスニングルームは確保したものの、多忙で中々着手出来ていないご様子で McIntosh やら Esoteric、VPIのプレーヤー等をはじめとする様々ながハイエンドの名品達が待機しております!!めちゃめちゃ羨ましすぎます~

今回ご購入いただいた Pass の Aleph 0 はリビング兼ゲストルームにあるシステムに追加する予定だそうです。
お客様との会話に差し支えない程度の音量でも「キチンとした出音」を考慮するとクラスA出力のアンプが必要とご判断されたようです。

I様と玄関先でお話させていただいて「リビングのは国産の古い適当なシステムだから~」と言っておられて私も「へ~、古い国産もいいですよねぇ~」なんて気軽に話をさせていただいておりまして。。
なんとな~く気軽に見させていただく事になったんですが

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「あっ!! こ、これはっ!!!」

なんとそこには DIATONE の 受注生産モデルの DS-MA1 がっ!!!!

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思わず「すげぇ~~」「かっこいい~~」「写真撮っていいっすか~~~」

仕事も忘れて見入ってしまいましたねぇ~

冷静になって拝見させていただくとそこには SANSUIの CA-3000/BA-3000 や STUDER D730 をはじめマニアックモデルたちが並んでいます。

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なんでも、すべての機種は高品位パーツによるオーバーホールメンテナンスはもとより、オリジナル重視のファインチューニングを試してあるそうです。
日本国内ではほとんど入手不可能なトランジスターのデッドストックパーツも全て海外で探してストックしてあり驚きましたよ!
なんでも I様曰く「学生時代に憧れだったオーディオ、音が好きなだけで、価値があるか無いかは全く興味がない」「修理やオーバーホールに掛る費用は気にしないが部品が入手出来ないのは困る」との事です。
DIATONE の DS-MA1 を選ばれたのも納得です。

I様のオーディオ歴30年以上の経験から出る言葉がホントに説得力ありました。
私のような若造はこういった先輩方の言葉がすべて勉強ですよねぇ~

それはそうと、ちっとも適当なシステムじゃないじゃないですかぁ~~~~ww

帰り際にI様は「海外ブランドのハイエンドももちろん素晴らしいが、国産オーディオの素晴らしさもある」と。
今回I様のお話を聞いて私どもの取り扱う「オーディオ」というモノの価値について改めて考えさせられます。
私は中古オーディオを扱う以上、流通マーケット事情の価格的な価値は大きな基準ですが、この世に存在する全てのオーディオ機器は「音」を作るために製造されてきたモノで、オーナー様にとっては唯一無二で一期一会な思い出の価値でもあることを忘れないように心掛けたいと思います。

この度はありがとうございました。
リスニングルーム完成したらまた呼んでください。