DENON DL-103 2つの限定モデル DL-103SL/DL-103FL

こんにちは ナックオーディオ中村です。

いやぁ~ 今日の東京も30℃を超える夏日で暑かったです。
ついこの前台風が日本列島を横断したかと思えば、九州地方では早くも梅雨明けと。。。
なんだか慌ただしい感じの季節の変わり目ですよねぇ。
昼間は熱中症に注意したかと思えば、夜はクーラー効かせすぎて凍えたりと。。
なんだか体調もおかしくなりそうなんで、みなさんも体調管理にはお気を付けください~。

そんな夏日の中、事務所にこもり、カートリッジのセッティングでリード線を細々とつなげたりと。。
DL-103シリーズのお話です。

DENONから発売れた過去の限定カートリッジ DL-103SL と DL-103FL がやってきました。
オリジナルDL-103も交え、限定モデルをじっくり観察です。
とは言っても 内部までは分解するわけじゃありませんが。。

まずは DL-103SL 1989年(平成元年)限定発売
103シリーズの中で過去に20周年を記念して作られた103GOLDがありましたが、基本的にオリジナルの103に金メッキをかけただけで、コレクション的存在の限定モデルがあります。
このDL-103SLは限定と銘打ったモデルでは2代目限定モデルとなります。
過去の103シリーズでは、オリジナル103をベースに内部のコイル線材を変更しながら型番末尾にアルファベットを付けてリファインモデルとしてリリースしておりますが、特に限定の文字ありませんでいた。
なぜ限定モデルと限定でないモデルとが存在するのか?

DENON様のサイトに「デノン・ミュージアム」があります。
http://www.denon.jp/jp/museum/cartridge.html

過去の103シリーズと今現行モデルとしてリリースされているモデルを考えて 一つ考えられるのは、
定番リリースモデルのオリジナル103と、オリジナルのファインチューニングモデルを常に販売しているんですねぇ。
そして、主に線材を大幅に変更したファインチューニングモデルを新たに誕生させる時に、コンセプトモデル的に作られるのが「限定モデル」として生み出されるようです。

このDL-103SLはコイル線材に6NCuに変更したうえ、ケース材料にセラミック系樹脂素材を使うなどしており、見た目的ににも限定っぽくパールホワイトで塗装され、形状も違います。
なんとなく「限定感」がありますねぇ。

そして DL-103FL 1993年(平成5年)限定発売
コイル線材には103SL同様に 6N Cu を選び、さらに6N線に純金コーティングするという、なんつう面倒なこだわりを持った線材を使用しております。
ケースは1003SL同様にセラミック系樹脂素材を使い、同じくホワイトカラーで仕上げています。

そして、お馴染みの説明不要の定番モデル DL-103 1970年~

DL-103SL DL-103FL どちらにしても オリジナルと基本的な設計とカンチレバー、スタイラス形状は同じであり
「音作り」に対してもアプローチは同じです。
この3つのカートリッジを聴き分けても、ややS/Nの違いや定位感に違いはありますが、基本的な音色は同じに思います。
この3種のカートリッジを使い分けて楽しむのではなく、単純にコレクトアイテムとしての価値の方が強いのではないかとも思いますねぇ。

今現在 DENON でリリースされている103シリーズは オリジナル103と コイル線材を6N Cu に変更したFTモデル DL-103R があります。
この103Rの元となったコンセプトモデルが 103SL/103FL この2つではないでしょうか。