買取査定で「減額」になった。。その理由とは?<スピーカー買取> 

どうして!?「減額…」。誰もが気になる!買取査定で「減額」されてしまう理由とは?<スピーカー買取>

こんにちはナックオーディオ店主中村です。 当店は「中古オーディオ」を専門に取り扱うオーディオ店です。
私は買取査定で様々なスピーカーを拝見しますが、時々、残念な状態のスピーカーに遭遇することがあります。いつでもお客様のご希望に近い金額で買取させて頂きたいのですが、やはり、悪い状態ですと査定金額が「減額」に、、、。 そうならないためにも、減額マイナス査定になってしまう理由がありますので、スピーカーの売却をお考えの方は是非ご覧ください。

スピーカーイメージ

スピーカー買取で「減額マイナス査定」になる理由

外傷ダメージが「酷い状態」のスピーカー

スピーカー ダメージイメージ

オーディオ機器の中でもスピーカーは「外観」の状態が一番問われる存在です。

やはり、お部屋に設置するにあたっても「インテリア」としての存在価値を重視しているユーザーが多いです。

もちろん、機能としての「価値」「音の好み」も重要ですが、見た目の良さを重んじて、スピーカーの各メーカーはデザインも拘った製品が多いです。

そんな「インテリア」としての要素が高いスピーカーですので、中古であれば「程度」「コンディション」といった見た目に影響ある部分は査定に大きく影響してきます。

そして、多くのスピーカーはエンクロージャー(箱)に「木材」を使われている事が多いので、当然に経年の変色や色褪せ、日焼け、なんて事もあります。

「見た目の良さ」 = 「素性の良さ」 と言ってもよいと言えます。

そうなると当然に、「外傷キズ」 「経年ダメージ」 はマイナス査定になる傾向があります。

喫煙環境「タバコ臭い・ヤニ汚れ」

臭い イメージ

ここ数年では特に「喫煙環境」が査定に大きく響くようになっています。

特に現行モデルのスピーカー、年式の新しいスピーカー、等では 喫煙環境かどうかで、かなりの査定価格に影響があると言っていいでしょう。

ヤニ汚れに対しては「ある程度」クリーニングで対処する事も可能ではありますが、タバコの臭いと言うのは、なかなか取れないモノです。
当店のお客様では ほとんどの方はタバコを吸われませんし、私自身もタバコは吸いません。
タバコを吸わない人間にとっては、タバコの臭い と言うのはかなりの嫌悪感もあり、ストレスにもなります。

しかし、往年のビンテージスピーカーともなれば喫煙環境を過ごしたモノも多く、特にJAZZを好まれる方なんかは、音楽とお酒とタバコもセットに考えらていた時代もあったのだと思います。
一部のビンテージスピーカーでは「ヤニまみれ」であったとしても まったく査定に影響がでないケースもあったりします。

ペット環境

ペットイメージ

ここで言う「ペット」とは主に 犬 猫 の事になります。
動物そのものの「臭い」というよりは「糞尿」の臭いが影響します。
これについては、スピーカーに限らず、家具やクルマの内装等、様々な事に影響があると思います。

そして、猫ちゃんならではの「爪とぎ」をやられるケースが多々にあります。
どうやら猫ちゃんは サランネット がお好きなようで、過去にもたくさんの爪とぎネットを見てきました。

スピーカー買取のまとめ 。

スピーカーの買い取りの重要なポイントは、「見た目」が大事なことです。

中古スピーカーを購入される方も、機能(出音)はもちろんですが、お部屋にとっての存在感の大きさから「見た目」を重視している方が多いようです。

オーディオ機器、スピーカーに限った事ではありませんが、やはり中古品ともなれば、見た目からその個体の良し悪しを判断するケースは多いですね。

この記事を監修した人

中村賢司

執筆者 中村賢司

音楽好き、オーディオ好きが高じて自ら中古オーディオ店 ナックオーディオ を営む店主。
経済的に乏しかった学生時代から中古オーディオをこよなく愛し、インターネットの無い時代から得た経験や知識、肌感覚の中古オーディオ相場観を有する。また、中古でしか出会う事が出来ない「往年の名機」「昭和のバラコン」との出会いを日々楽しみにしている。ドル300円時代の輸入オーディオの感覚を捨て切れてない。日本にあるビンテージオーディオが海外に輸出されると悲しくなる。基本的にアナログオーディオ、レコード再生、真空管アンプのアナログ脳。レコードカートリッジの収集癖が有る。最新のデジタルオーディオ関連機器、デジタルメディア再生、ネットワークオーディオ、PCオーディオ等とも奮闘中。「器用貧乏」を地で行く修理やメンテナンス補修を得意とする。スピーカーのエッジ補修、突板補修、外観の塗装補修には自信がある。人付き合いは苦手は方だが、お客様とつい長話をするクセがある。