知っていますか?「ほじょ犬/補助犬 」とは? (盲導犬・介助犬・聴導犬)

ほじょ犬マーク

ほじょ犬マーク
(厚生労働省)

ほじょ犬マーク全国盲導犬施設連合会作成

ほじょ犬マーク
(全国盲導犬施設連合会)

みなさんは、犬の顔が描かれ「ほじょ犬」と書かれている「ほじょ犬」のマークのステッカー

ほじょ犬 (補助犬) 」という言葉を初めて知った。

そんな方も、

街中で体にハーネス(白い胴輪)をつけた 「盲導犬」 は、 見たことがあるかと思います。

「盲導犬」のように、目や耳や手足に障害のある人のお手伝い(サポート)をする「犬」がいます。

目が不自由な人の歩行をサポートしている「盲導犬」、耳が不自由な人へ音をサポートしている「聴導犬」、体が不自由な人の暮らしをサポートしてる「介助犬」その3種類の犬たちの総称が「補助犬(身体障害者補助犬)」なんです。

盲導犬や介助犬は、ラブラドル・レトリバーがほとんどで、大きいけれど可愛らしく優しい顔をしているので、街中で見かけると触りたくなりますが、補助犬は、障害のある方のパートナーであり、ペットではありません。もちろん、社会のマナーもきちんと訓練されており、衛生面でもきちんと管理されている犬なんです。

そして、身体障害者補助犬法が施行され、公共の施設や交通機関はもちろん、デパートやスーパー、ホテル、レストランなどの民間施設でも身体障害者補助犬が同伴できるようになりました。

そこで制作されたのが、犬の顔が描かれ「ほじょ犬」と書かれている「ほじょ犬マーク」でした。
このマークは身体障害者補助犬法の啓発のためのマークで、お店の入口などに貼られています。

盲導犬1頭の育成費用は?

盲導犬を育成するにも費用は、それなりに掛かってきます。いったいどれくらい費用が必要なんでしょうか?

盲導犬1頭の育成には、およそ500〜600万円の費用が掛かるといわれています。

犬のフード代や医療費、施設運営費や職員の人件費、訓練所維持費や訪問などの移動費などが含まれています。
かかる費用は、地方自治体や奉仕団体から委託金や助成金が提供されるますが、それだけでは必要費用に満たないのが実状で、ほとんどが皆様からの募金や寄付金によってまかなわれています。

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