目からウロコ!Westlake Audio Lc6.75F

こんにちは ナックオーディオ中村です。

いやぁ~~ 。ここ最近日に日に秋めいてきましたねぇ。
台風が過ぎ去ったと思えば、急に寒くなったりと
最近季節の変わり目をあまり感じないままに移り変わっていく感じですよねぇ。

今日ご紹介するのは Westlake Audio Lc6.75F です!

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Westlake Audio と言えば まず思い付くのはスタジオユースのモニターですよねぇ。
当店にも BBSM-4F が入荷した時に、その実力を思い知らされた記憶があります。

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今回当店にやってきたのは Lc6.75F です。
LCシリーズと呼ばれ
LC 4.75/LC 5.75/LC 6.75/LC 8.1/LC 265.1/LC 265.1v/LC 3w10v/LC 3w12vf と
様々なモデルが存在します。
中でもこの Lc6.75F はシリーズ一番最初のモデルとなっています。
コンセプトとしてはプロユースモニター的に謳っていますが、BBSMシリーズとは一線を置いて、民生用スピーカーとして価格もリーズナブルに抑えています。(とは言っても決して安くはありませんが)
ちなみにモデルの末尾「F」はエンクロージャーのウォールナット仕上げの事で、末尾に「F」が付かないブラック塗装仕上げも存在します。
末尾「F」ウォールナット仕上げの方がブラック仕上げに比べ、販売価格は若干高めの設定となっております。

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ユニット構成は 19mmソフトドームツイーター × 153mmPPPコーンウーファー
クロスオーバー:3.5kHzの2wayの構成となっています。

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見た目個性的なポイントはウーファーユニットを多少前方に配置したバッフル形状です。
ニアフィールドモニターとして使用する場合、ユニット自体が持つ定位を高域と低域でキチンと合わせないとクロスオーバー付近の帯域で不自然に聴こえる場合があります。
その細かな補正を、ユニットの前後位置を調整することで補っています。
まぁ、リスニングポジションが3m以上離れている場合は、差ほど気になることはありませんが、ニアフィールド(2m以内でしょうか)で聴く場合、これが結構重要になることもあります。

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背面には本体スペックが細かに記載されたデカールが貼られているが、なぜだろう?
メーカーが出している仕様書とは若干内容が異なっています。。
もしかして製造時期によって仕様に変更があったのだろうか?
いろいろ調べたが結局わかりませんでした。。。

そして、この Lc6.75 実際鳴らしてみて目からウロコ状態でしたよ!
Westlake Audio と言えば、以前在庫していた BBSM-4F の印象が強く残っており、その実力に「さすが!」と思っていました。
今回やってきた Lc6.75 のことを「どうせ民生モデルだろ~」なんて、ちょっとナメて見てたんですよねぇ。

ところがこの Lc6.75 とんでもない実力機ですよ。
私はこのサイズを裏切る実力モデルを感じたのは、Rogers LS3/5a 以来です。
低域の力強さと量感、高域のキレの良さ、音像表現、トータルのバランスの良さ。
かなり好印象です。
ただ、ネットワークとアンプの相性もあってか、想像以上に低域を誇張するブーミーな印象ではありますので、アンプ選びは時間が掛かりそうかなぁ。 なんて少し思います。

しかし これ ホントいいなぁ~。
なんだか販売するのが惜しくなってしまいます。。。

最近つくづく思うのは、スピーカーって 2wayブックシェルフほど実力ってわかり易いですよねぇ。