SYNTHESIS Melody 2wayブックシェルフ を聴いてみる

こんにちは ナックオーディオ中村です。

いやぁ~~ ついに東京にも雪が降る季節になってきましたよ。。。
寒がりの私にとっては まさに恐怖の季節です。。。

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朝起きると あたりは薄らと積もり始めているじゃありませんか。。。
いつもは自転車で通勤している私ですが、この景色を見てクルマでオフィスまで行くことに決めました。。
去年は自転車で帰れずに、足をグチョグチョにしながら歩いて帰ったのでねぇ。
もうあんな思いをしたくないので、今日は警戒してクルマで通勤です!

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事務所から見た景色は。。 もう。。。。 はぁ。。。
見てるだけで凍えそうですよ。。
午後には雪も雨に変わるそうなので、明日まで積もることはないそうですがねぇ。。

そんな 寒~い 寒~い なか
やってきたのは SYNTHESIS(シンセシス)というイタリアメーカーの 2wayブックシェルフ Melody というスピーカーです。

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パッと見たところ Sonus faber(ソナス・ファベール)の Concertino を思わせるデザイン

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レザーで包んでサイドにウッドパネルで仕上げています。
ほおぉ~~~
同じイタリア出身ってことで 似てしまったのか?

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イタリアSYNTHESIS(シンセシス)社は当初、真空管アンプをメインに製品展開していましたが、その歴史は裕に20年以上にも及び、その音楽性の高さはイタリア国内では高評価でした。
その音楽性高い真空管アンプの製作ノウハウが生きており、スピーカーもまた、音楽性が高いオーディオに仕上がっています。

イタリアSYNTHESIS(シンセシス)のイタリア人 オーナー兼社長のLorenzon Luigi(ロレンツォ・ルイージ)氏は、「オーディオのデザイン性、形、材質、そして色、これらの要素は私の心を興奮させてくれる」と、オーディオ機器を音楽を聴くだけのツールとしてのみ捉えているのではありません。
「オーディオを楽しむ感性は 聴く事 だけではなく、 観る事 から得る情報も心を満たしてくれます。オーディオ機器としての音楽性に加えデザインの持つ芸術性も、オーディオを楽しむ重要要素として製品開発しています」

と、イタリアSYNTHESIS(シンセシス)のイタリア人 オーナー兼社長のLorenzon Luigi(ロレンツォ・ルイージ)氏はコメントしています。

NASPEC HPより
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SYNTHESISって もともとは真空管アンプを作っていたブランドなんですねぇ
なんでも メーカー情報によると ウーファーユニットには ノルウェーのSEAS製を採用。
確かSEASって 高級スピーカーユニットのOEM生産しているメーカーだったかなぁ。
まぁ とにかく ユニット選びにはかなり厳選しているようです。

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サイドウッドは 赤い! です。
突板を染料で赤く染めて厚みのあるクリヤー仕上げです。
へぇ~ かなりキレイな塗装仕上がりです。
このクリヤーで仕上げる手法って 木製品と相性があるでんすよねぇ。
Sonus faber のウッドもクリヤー仕上げが多々あり、そのいくつかは時間が経つと曇ってくるモノもありました。
突板の加工ボンドが完全乾燥する前に表面をクリヤー仕上げしてしまった結果、そうなるらしいです。

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接続端子はシングルワイヤーの仕様になっています。
予算を削ったのか またはネットワークによほど自信があるのか
でも、下手なバイワイヤーで構成されているより有効なことも多いですけどねぇ

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梱包は豪華に専用袋も付属しています。

さて、見た目はかなり拘っているのは 現物を見ればだいたいわかるのですが。
スピーカーですんで 肝心の音ですねぇ

実聴してみると これが意外や意外
見た目からは ソナスのような「濃厚系」「しっとり系」を想像していたのですが
実際鳴らしてみると タイトでエッジの効いた輪郭表現ができる「シャープ系」な音作り
低音域もサイズ以上の定位感を表現できています、とは言っても15cmミッドウーファーですので音圧までは限界ありますが
ソナスのConcertinoが 濃厚でしっとりクラシックを鳴らすののに対して
このSYNTHESIS Melody はシャープなエッジ表現で、現代のハイレゾ感が印象的です。

へぇ~
今日は雪も降って 早く帰りたいので。。。
続きは明日にでもゆっくりいろいろ鳴らしてみますか。。。